阿部寛主演。
中西健二監督。
監督さんはよく知らないけど、もしやこれが初監督作?
作品のテーマは「いじめ」。そして阿部寛が演じる役は吃音症を持つ教師。
そんな設定から、おもくそ感動させるような映画かと思って観てみたら。
物語は淡々と、特にドラマチックなワケでもなく進んでいって、テーマの「いじめ」そのものの設定も本当にごく身近にあるような話で。
また問題に対する周囲の姿勢や結末まで含めて、今の現実の教育現場は知らないけどリアリティがあったと思います。
原作は重松清て作家さんの小説…毎度言うけどこの分野は不得手なので(;´д`)
ウィキってみたら、『101回目のプロポーズ』のノベライズ版やハルウララのドキュメンタリーを執筆した作家さんらしい。
…こんなトコにしか食いつけなくて、もしこの作家さんが好きな方が見てたらすいません(;´д`)
出演者は阿部寛、本郷奏多、伊藤歩以外は特に大物な役者さんが出てくるわけでもなく、そんなキャスティングもよりリアリティを強調してると思います。
本郷奏多は実写版のテニプリで演じた越前リョーマが原作そのままの雰囲気だったんで、それ以来けっこう注目してたんだけど。
この映画の役柄もまた雰囲気がピッタリでした。
自分的にはもし『DEATH NOTE』の二ア編を実写でやるなら、二アの役はこの人しかいないと思ってます(人´∀`)♪
阿部寛はおいらが一番好きな役者さんなので出演作はドラマも含めてけっこう観てるけど、こんな感じの役は初めてじゃないかと。
障害者(吃音症をそう言っていいのかわからないけど)の役を演じるのはけっこうリスクがあると思うけど、その辺はひいき目抜きにしてもさすがだったと思います。
いじめの問題は現実的に明確な解決策はないと思うし、例えばドラマや映画で安直に結論を出すような作り方は良くないと考えてるので、その辺の意味からもよくできた作品じゃないすかね。