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こまきの自然学校

縄文時代のストーンサークルで知られる「小牧野遺跡」をテーマに、文化財と自然との一体的な保護を目指した活動などを紹介するブログです。

先日、どんぐり拾いの記事を書きましたが、どんぐりを拾ったら、

必ず、虫殺しをしましょう。


虫殺しの方法として、一つは、水漬け。・

水に二週間ほど漬けておくと、ほとんど死んでしまいますが、一週間だと、まだ生きている虫もいます。

しぶといやつは、2週間でも生きています。

虫殺しをしないと、どんどん虫(ゾウムシの幼虫)が出てきます。


もう一つの虫殺しの方法として、拾ったどんぐりを、茹でてしまう方法があります。


茹でると、こんなにアクが出てきます。

そして、水漬けしたものも、茹でたものも、必ず乾燥が必要です。

乾燥させないと、からむきに道具が必要になったり、渋皮が実にくっついたりして、

この後の処理が大変になります。




乾燥すると、写真のように、どんぐりの先端が割れ、からむきしやすくなります。

次回は、殻むきについて、書きたいと思います。

青森大学で、小牧野遺跡について学ぶ講座の受講生を募集しています。


講座は3回。そのうち1回は、バス見学もあり、現在、整備中の「小牧野遺跡保護センター」もコースに含まれています


↓小牧野遺跡保護センター 作業中の部屋


オープンカレッジの詳細は以下のとおりです。


1.日時:11月12日(水)、同19日(水)、12月3日(水)の3日間


2.内容:

1講 11月12日(水) 13時半から15時

・講義“小牧野遺跡の発見”講師:日本考古学協会員 高橋 潤氏


第2講 11月19日(水) 13時半から16時

・バス見学 青森大学出発→小牧野遺跡→小牧野遺跡保護センター(現在整備中、出土品見学)→青森大学

・講師  日本考古学協会員 高橋 潤氏

     青森市教育委員会文化財課主査 児玉大成氏 


第3講 12月3日(水) 13時半から15時

・講義“小牧野遺跡の今とこれから”講師:市教育委員会文化財課主査 児玉大成氏



3.会場:第1講、第3講は、青森大学6号館の“集いのスペース”622教室

    第2講はバス移動で現地へ。 青森大学新体育館(正徳館)前出発・解散


4.受講:1千円(第1講~第3講までの分です。受講当日にご持参ください)

※ 資料代、現地見学バス代、保険料を含む


5.募集人員:40名(先着順となります。)



6.申し込み方法:10月31日(金)17時までに下記へ電話でお申し込み下さい。



7.申込み・問合わせ先:青森大学オープンカレッジ、

青森大学付属総合研究所 担当・内海(うちみ)

 〒030-0943 青森市幸畑2-3-1(青森大学内)、電話017-728-5160

どんぐりは、たくさん収穫できる年と、ほとんど拾えない年を交互にくりかえします。

これを、生り年、不生り年とも言います。


小牧野遺跡では、平成21年に生り年。22・23年はまあまあで、24・25年は不生り年、

そして今年は久しぶりの生り年です。

つまり、5年に1回が生り年ということになります。たぶん・・・


ということで、どんぐりだらけの今年は、しばらく、どんぐりネタが続きそうです。


見えにくいですが、どんぐりが一面に広がっています。




手軽にできる、どんぐりホットケーキです。

材料は、

・ホットケーキミックス 150g

・どんぐり粉 30g

・卵 1個

・牛乳 150ml

・はちみつ、バターなど(必要に応じて)


まず、ボールに卵と牛乳を入れ、よくかき混ぜます。


次に、ホットケーキミックスとどんぐり粉を加え、軽く混ぜ合わせます。


少しダマが残る程度でも、大丈夫です。


フライパンやホットプレートに、生地を流します。


しばらくしてから、裏返します。


火が通ったら、出来上がり。今回は、はちみつをかけてみました。

縄文っぽくないけど、おいしいです。

現在、小牧野遺跡の出土品展示や情報発信等の拠点施設として「小牧野遺跡保護センター」

及び小牧野遺跡に近接し、見学者の休憩所や遺跡の監視機能をもった「小牧野遺跡観察施設」の整備が進められています。(両施設とも平成27年5月オープン)


青森市では、多くの方々に親しまれるような愛称を、この2つの施設で募集しています。

皆様のアイディアを必要としておりますので、ご応募いただければ幸いです。



↓【小牧野遺跡保護センター】

小牧野遺跡の近隣にあり、平成24年に廃校となった「旧野沢小学校」

を改修した展示場です。

 廃校となる前までは、小学校の子ども達と小牧野遺跡に関する学習や史跡整備など、一緒に進めてきました。
小牧野遺跡保護センター

↓【小牧野遺跡観察施設】

こちらは、遺跡に隣接した施設で、休憩ホールやトイレ等を備えています。
小牧野遺跡観察施設

↓現時点では、ここまで進んでいます。


以下、募集の要領になります。(青森市ホームページ より)




1.愛称募集対象施設



 「青森市小牧野遺跡保護センター」及び「青森市小牧野遺跡観察施設」

2.応募資格



 不問。団体での応募も可とします。

 

3.応募方法


 郵送(はがき可)、ファックス、Eメールでの応募とし、以下の事項を明記の上、下記の「応募先」まで送付してください。

(1)施設名と愛称(ふりがな)、作品の簡単な説明を記入してください。

(2)応募者(団体の場合は代表者)の郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、職業(学生の場合は学校名と学年)、電話番号(携帯番号可)を記入してください。

  ※Eメールで送る場合には、件名を「愛称募集」としてください。

4.応募点数




 応募者一人(一団体)あたりの応募点数については、2つの施設ともに制限はありません。

5.応募期間



 平成26年10月15日(水)~平成26年10月31日(金) ※郵送の場合は、締切当日の消印有効

6.応募作品の選定及び発表



 平成26年11月中を予定しており、各施設ごとに、最優秀作品1点を選定します。

 なお、受賞作品について同名の応募が複数あった場合には抽選で最優秀作品を決定します。

 結果については選定後、最優秀作品の応募のみ文書により通知します。


7.賞・賞品




(1)最優秀作品 1人  青森市特産品及び記念品を贈呈します。

(2)その他       選考に漏れたかたの中から抽選で10名のかたに記念品を贈呈します。

8.注意事項等



 ・応募者の自作で未発表のものに限ります。また、すでに他の施設で同一または類似名称が使われている場合等は対象外とします。

 ・選定作品に関する一切の権利は、青森市に帰属します。

 ・選定作品は、その一部を変更または補作する場合があります。

 ・提出いただいた個人情報は、目的外には使用しません。

 ・提出いただいた応募用紙は返却しません。

9.応募先



 青森市教育委員会文化財課

 住所:〒038-8505 青森市柳川二丁目1-1

 電話:017-761-4796

 ファックス:017-761-4792

 Eメール:bunkazai@city.aomori.aomori.jp