次男が二歳の頃、三人目が欲しいと思った。
次は女の子が欲しいと。

女の子ができやすいと言われる方法を色々試したが、妊娠すらしなかった。 

私には女の子ができないのか…そう悩んでいた時ふと思った。
そもそも私は何で女の子が欲しいと思ったのか。
長男も次男もとてつもなく可愛くて、いとおしいのに。

しばらく考えて、気付いた。
私が女の子が欲しいと思った理由は、周りの目を気にしていたからだ。

男の子が二人と言うと、次は女の子がいいねーとか、女の子が一人いた方がいいよー なんて言う人はけっこういる。
もちろんその方たちに悪気がないことも分かっている。
女の子もかわいい事は百も承知だし、実際知り合いの女の子を見ると、とろけそうになるほどかわいい。
でもその言葉をプレッシャーに感じてしまう人もいる。というか、私がそうだった。

そっか、周りの目、気にしてただけか。
そう気づいてからは、性別にこだわらなくなった。
そしたら子供が出来て、案の定男の子だった。

その三男も、もう五歳。
となりで、お菓子をボロボロこぼしながら、袖で口を拭いている三男…

あの時こだわり続けていたら、この子に会えなかったのかも…と思うと、それすらも愛しく感じてしまうのだ。