う~ん 賢い!!

 

娘の家族が愛する 文鳥のウルルちゃんだけど

私にとっては まさに「文鳥さま」!

 

H 家に来たのは 生まれたばかりで 

まだ産毛も少なくて 肌が見えるほどだった

あれからもう 3年あまり経ったかな

家族に愛され すくすくと 賢く育っている

 

初めは  次女の N ちゃんのために買ったのだけど

家族みんなで 大切に大切に育てて来た

中でも お父さんの愛情が 半端ない

 

コロナ禍で 在宅が多くなったお父さん

ウルルちゃんと過ごす時間が 一番長くなった

 

今では お父さんが ウルルちゃんに向かって両手を広げると

高い所にいても すぐに掌に飛び込んでくる

夜寝る前は お父さんの掌の中で しばしまどろむ

幸せそうな 姿が微笑ましい

 

 

先日 家族全員で お父さんの実家に里帰りすることになり

私が ウルルちゃんのお世話をすることになった

これまで何度かお世話をしたことはあるけれど

いつも緊張してしまう

だって みんなの大切な文鳥さまだもの

失敗する訳にはいかない

 

夜寝せたあとは 翌朝無事に起きているだろうかと

一晩中 頭の隅で思っている

朝になって 玄関のドアを開けて 「ピチュ」と声が聞えた途端に

私は ほっと胸をなでおろす

 

ただ今回は3泊4日 これまでで一番長い

その上 ただただ可愛いだけでなく

以前より一段と賢くなって 私の心まで 読んでしまう💦

友人に「お世話のためのパワーを送って」と頼んだほどだ

 

一日目の朝 黒い布をはずして おはようとご挨拶

お昼も 放鳥して 好きなように遊んでもらう

その姿は 以前と同じで ただただ可愛い💕

 

夜も 寝る前に放鳥して カゴのお掃除

カゴに入ったら 黒い布をかけてまた 「お休み…」

羽音が聞えず静かになるのを待って 部屋を出る

ホッとして また明日の朝の元気な姿を祈りながら 帰宅

よし この調子!

 

ところが 二日目の夜の事

午後8時くらいに お掃除に行けば

一時間くらいで 寝てくれるかな と思いながら

放鳥して お掃除をした

でも…

9時過ぎても10時過ぎても ちっともカゴに入ってくれない

興味のあるものを見せたり 好きな食べ物をカゴに置いたり

何をしても…

ウルルさまは 私の頭や肩に止まるものの

手を差し伸べたとたんに 笑うように高いブランコの上に飛び立っていく

その姿は いかにも 「アカンべー」をしている感じ

お昼には効果のあった ニンジンにも見向きもしない

 

時間はどんどん過ぎていく

泣きそうになって 娘にメール

色々アドバイスもらったけど 思うようにいかない

結局 カゴに入ってくれた時には とうに11時を過ぎていた

 

お父さんだと サーっと寄ってくるのに

私だと 知らん顔

鳥ちゃんも 分かってるんですね

この人は 大好きだから 何でも言うことききますよ~

(これは もちろん お父さん)

この人は からかっても大丈夫ね~

(そして これももちろん 私💦)

 

さらに「カゴに入ってほしい」と願う姿を見せるのも

逆効果だったよう

  お母さん しばらく無視して 新聞でも読んでみて

というアドバイスももらった

 

お世話するとき 愛情だけでは 足りないのだなと

つくづく思った

もっと自信を持って リラックスしてやることも必要だった💦

文鳥さまは 今では一段と賢くなっているから

その人が自然体でいるか 自信を持ってやっているか

ちゃんと分かるのですね

 

またまた学びの経験でした

   パワーを送って下さった A さん

 ハプニングはあったものの お陰様で

 無事に役目を終えることができましたよ

 

一つ賢くなった私

次は このお婆ちゃんも もう少し上手にできるから

ウルルちゃん よろしくね

 

いや 文鳥様 よろしくお願いいたします(笑)