少子化・脅迫資本主義の中で 過去ログ転載 | leraのブログ

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少子化・脅迫資本主義の中で 2006年02月15日

脅迫資本主義はコンプレックス産業と密接な関係がある。

 コンプレックス産業(注)とは美容整形、養毛剤、ブランドバッグなど。コンプレックス産業のコワイところは一定の価値観を与えられること。これはマスメディアを中心としたファド形成システムを基盤としているため軽視できないのである。

 脅迫資本主義は簡単に言うと「不安」を原資に資本蓄積を企図するもの。

 簡単な例は「生命保険」である。死亡により収入がなくなるという「不安」衝動が保険契約の動機となる。生活保障(社会保険)の充実があれば「不安」はなくなる。つまり「不安」は作られるものであるということ、だから脅迫資本主義という言い方になる。

 それでは出産にたいする「不安」とはなにか?
 子どもの成育に対する不安であり、それは日本においては「教育」を意味する。
 
 ならば「教育」がなぜ「不安」の原資となるのか?学歴、学校歴が収入あるいは労働の質に直結するため、学歴、学校歴が獲得できないことが「不安」になる。

 よってその「不安」を原資とした産業が「受験産業」という巨大で特殊な産業になるわけである。

 その産業への「出金」をするために、出産子ども数が制限を受けるのである。

注 コンプレックスは心理学的にも「複合体」とされるので、劣等感を意味するものではないが、劣等感をコンプレックスと言うことが多いため世間では「コンプレックス産業」と称しているのでそれに従う。