ソチの先住民族と国家主義としてのオリンピック | leraのブログ

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ソチの先住民族と国家主義としてのオリンピック




 ソチが先住民族の土地だということは知っていたのだが、詳しいことは知らなかった。それについて218日の朝日新聞朝刊に報道があった。


 タイトルは「ソチの先住民 思い複雑」である。


 朝日新聞が先住民族とせずに先住民としたことの意図はわからない。



 その先住民族とは「チェルケス人」と言う。

 この地区には200万人のチェルケス人が住んでいて、18世紀後半にロシア帝国が侵攻し「カフカス戦争」が勃発した。戦争最後の年である1864年には30万人が殺されたとされている。



 生き残った人たちはオスマン帝国に逃げ、留まったのは8万人。現在はトルコ、ヨルダンなど世界50カ国に散らばっていて、ソチに居住するのは4千人ほどだと言う。


 文化や言葉の保存に取り組む団体があり、ロシア政府に「虐殺」を認めさせようと活動しているがロシア政府は認めない。



 オリンピック開発で墓や遺跡が破壊された。世界各地でオリンピック反対の集会を開いたという。ある集会で30人の若者が逮捕された。


 リレハンメルではサハ民族が口琴を奏でたし、バンクーバーの開会式では先住民族が招待されていたと記憶する。しかし、所詮オリンピックは国家主義の中で行われる。だから国家の行った犯罪行為は隠蔽される。


 またオリンピックというイベントがやってきたそれも隠蔽される。

 長野オリンピックの帳簿紛失事件は笑い草である。



 開会式で五つの輪のひとつが開かなかったと言う…それはアフリカ大陸だろう。

 この五つの輪は偽善の象徴である。


 しかしアフリカからはジンバブエの選手が一人だけ参加している。しかもジンバブエ生まれである。


輪はなんとか五つに…