タルコフスキー | leraのブログ

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 アンドレイ・タルコフスキー生誕80周年記念映画祭が始まった。


 全作品を鑑賞するつもりで昨日までで4本観た。





 カメラ(ローリーを使った超低速の往復パン等)、美術、俳優の存在感、それらが「すごい」としかいいようがない。





 それにもまして数数のプロットを紡ぐのは観客に任される。観客はたいへんだ。ただそれを強いられる快感もある。





 三回目となる「ソラリス」では『砂の女』を連想したし、「サクリファイス」ではアンゲロプロスを連想し、新しい印象を与えてくれた。





 しかし若い時に観た時と違って楽になった原因もあり、それは加藤尚武氏のヘーゲルに関する記述。





「霧につつまれた巨大な城であって、そのなかにはまだ探検されていない「絶対的な真理」が隠されているという神話的な『精神現象学』像から、ヘーゲルも人の子で、苦労しながら無理な道をしゃにむに進んで、かなり未完成だが、しかし魅力に富んだ書物を残した…」







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 この言葉をタルコフスキーにも言えはしまいか…