「サルヴァトーレ・クオモ・白金」にハッピーアワーがある事を知った。
17:00から19:00までがハッピーアワーで、ボトルワインが半額なのだ。
半額ということは2万円のワインが1万円で、5000円のワインが2500円で呑めるのである。当たり前か…深く考えなければ、お得である。
この店は川の淵に位置している。
といっても風光明媚というわけではない。早い時間からお客が入っているが、家族連れが多く、次に中高年のペア。地域密着タイプか。
ハッピーアワーだけを目当てに入り、カウンターに座る。
前に石窯があり、そこでピザを焼いている。
感じのいいお店の女性に肝心な事を聞いた。
ハッピーアワーに注文すれば半額なのか?あるいはハッピーアワーに呑みきらないと半額にならないのか?と、
彼女は笑いながらも注文すれば半額だと教えてくれた。助かった。慌てて呑む必要がない。
赤のBARBERA D'ASTIを選ぶ。
ピッツェリアと思っていたのだが、結構料理もちゃんとしていて、色々な「お勧め」がある。家人をひとり呼ぶ。
メニューは手書きのものがある。
Carneとあるので、「手帳」かと思ったら家人が言うには「肉」のことで、メインディッシュを示すとのこと。手帳はフランス語だが、確かにCarneだと思う。また、Carneはカニバリズムの語源とも言う。物騒な話題だ。
D'ASTIはホテル西洋の「アトーレ」で勧められて飲んだのが最初だったが、後に店のコレクションから消えた。単に品切れだったのかもしれない。
次に白のSOAVE。
半額でなければ1本だけだったと思う。SOAVEはソニービル上のサバティーニで勧められて呑んで、とてもおいしかったもの。でもこのSOAVEはとても寂しい味。ワイン通じゃないからSOAVE以下のなになにがわからない。
元々SOAVEは高いものではないが、それなりにいいものもあるのだと思う。
D'ASTIにしてもSOAVEにしても、偶然北イタリア産だ。天候の悪い北イタリアだ。
外に出ていた家人をもう一人呼ぶ。
カウンターに座っていたのだが、満席のため三人で二つの椅子に座る。
オリーブ、プロシュート、豚のパテ、カポナータ、牛のタリアータなど三人で食べ散らかす。カポナータはバルサミコがきいていて、レンコンやナスがたいへん美味。タリアータは薄膜のようなチーズに覆われていてこれも美味。
お店の人が「9時からグラススパークリングワインが半額になる」と教えてくれる。あと1時間半粘れば到達する。まるで「半額人間」である。
最も若い家人が最も良識があり、いくらなんでも止めようと言い、結局ワイン2本、グラッパ1グラス呑み出る。
さて、ハッピーだったのはだれか?