昨晩はべったら市の最終日。
べったら市は考えてみれば不思議である。べったらしか売っていないからだ。バリエーションも皮つきか、皮なしか、くらいしかない。
ホウズキ市はホウズキばかりではなく忍も売っているし、羽子板市は確かに羽子板ばかりだが目も眩むほど多種多様である。しいて言えばお酉さまと朝顔市が、べったら市に匹敵するかもしれない。
べったら市に行くとたくさんの露店が出ているが、実は数えるくらいしか店はない。少数の店がたくさんの露店を出しているのだ。有名どころでは、「金久」と「にいたか屋」。
べったらはべったら市でなければ買えないのか?というとそんなことはない。上野の酒悦で売っていてよく買う。しかし確実に味が違う。酒悦のものはマイルドでインパクトが少ない。
べったら市で売れ残ったものはどうするのか?と思うとデパートなどに卸すらしい…ならばデパートで買っても同じか?
今年は1本1500円から1800円と、昨年より少し高くなったようだ。人から頼まれたものもあり1万500円分買った。早速自宅で食すると、今年は大根の辛味が残りとても美味である。
それにしても、べったら市というと「秋の終わり、冬の兆し」で、やや寒さを感じるものだが、今年は暑い。
宝田神社の近くに椙森神社(すぎのもりと発音する)があり、同じ日に恵比須講で賑わう。ここは能舞台がある境内を持っていて宝田神社とは違う。考えてみると宝田神社に参拝した記憶がない。
同行の女性は繊維問屋さんが出している露店で色々買っていた。「花よりダンコ」ならぬ、「べったらよりおべべ」か…
椙森神社から人形町の間に、なかなか面白い店がある。
鉄道マニアの立ち飲み「キハ」や、モツ焼の名店「カミヤ」などだ。ただべったらを持っているとなぜか寄らないで帰ってくることが多い。不思議だ…