千葉氏はFORUM90(死刑廃止条約の批准を求める会)の賛同人であり、アムネスティ議員連盟の事務局長(大臣就任後辞任)であり、死刑廃止を推進する議員連盟のメンバーだった。
その彼女がなぜ死刑執行命令を出したのか?
死刑執行のない1年(365日)をつくりたくないという官僚の意思が働き、前回執行された同じ日の執行になったと思われる。つまり翌日になっては「執行のない1年(365日)」をつくってしまうからだ。
さらに、死刑廃止を推進する議員連盟のメンバーであった亀井静香氏と福島瑞穂氏が閣僚からはずれたというタイミングも大きかった。
つまり。千葉氏は、死刑問題を考えようと、個別の死刑囚や被害者の事を考えようとした訳ではなく、あくまで好機と「1年」ということだけで執行したと思われる。
現在の時点で死刑執行している国は18か国ある。「死刑執行している」という意味は「執行の無い365日」が無いという意味である。
中国、イラン、イラク、サウジアラビア、イエメン、スーダン、ベトナム、シリア、エジプト、リビア、バングラデシュ、タイ、ボツワナ、シンガポール、マレーシア、朝鮮民主主義人民共和国、日本、アメリカ合州国である。
(アメリカ合州国は州ごとに異なり、廃止州は13州、モラトリアム州は6州。連邦政府は38年間に1回のみ)