単にレースフラワーというとハワイト・レース・フラワーを指すらしい。

白色レースフラワーとは、オルレア(オルラヤ)の別名である。

これはブルー・レースフラワーー(ソライロレースフラワー)

オルレアの花 ↑

セイヨウマツムシソウの背を高くしたような花

日本固有種のマツムシソウは背が高い。

この花の名は今日初めて知った。画像は上坂部西公園の温室の前のもの。

それを見る前に、途中の畑の中で見たレースフラワーに似た花

オルレアよりはるかに背が高い。

実物を見た時にはアスパラガスにはこんな花が咲くのかと思ったが、アスパラガスの花はこんな姿ではない。

葉の様子からするとニンジンの花のようである。

ニンジンに花が咲くイメージはなかったが、一反の畑の中の一画なので、野菜に絞って花を検索した後の結論(推察)

これは三尺バーベナ  園芸種はヤナギハナガサ、野生種はアレチハナガサ

南アメリカ原産  1957年に日本での定着が確認された。

今年は野生種をまだ確認していない。庄下川沿いでも見ることができるが、私がいつもうろうろしている

X橋から山手幹線までの間では見たことがない。しかし極近所の空き地で見たことがある。

押せばへこむ荒地野菊の如き肋 高野ムツオ 陽炎の家
 
荒地野菊世界は硝子作りなり 高野ムツオ 鳥柱
 
荒地野菊日あたりながら枯れにけり 舘岡沙緻
 
馬の碑に荒地野菊の揺れやまず 松本たか子
 
卒業の大靴ずかと青荒地 西東三鬼
 
荒地にて老農土器に湯たぎらす 佐藤鬼房
 
真新らしき書類四月の荒地よぎる 稲岡巳一郎
 
馬市の跡は荒地の月見草 大木あまり 火のいろに
 
開発の荒地鎮めて麦を蒔く 武嶋一雄
 
梨むけば昼見し荒地ひろがり来 子郷
 
俳諧のこころに荒地野菊かな 富安風生