学名:広義;Hydrangea macrophylla 狭義;Hydrangea macrophylla f.macrophylla
和名:狭義;アジサイ(紫陽花)
その他の名前:広義;ガクアジサイ、アジサイ、セイヨウアジサイ、モモイロアジサイ、ガクソウなどを含めた名称

科名 / 属名:アジサイ科 / アジサイ属(ハイドランジア属)

画像はロイヤルHCの野外草花コーナーのもの。

紫陽花は日本原産のものだが、このような色鮮やかなものは、日本産のものがヨーロッパに渡り、

アルカリ土壌の中品種改良されたもの。ハイドランジアないしセイヨウアジサイと名が変わっている。

これはアメリカ原産のアナベルとの交雑種かも。

この色も珍しい。

これはガクアジサイ系

久しぶりにロイヤルへ。

培養土、腐葉土、消石灰、油粕、液体肥料、中粒固形化学肥料を購入。妻同伴で、筒型・黄色の鴉避けごみ袋入れ

なども買った。トマト苗を1株と思ったが値段を見て断念。というよりも8号鉢を日当たりのいい場所に置く余裕がない。

子が睡り入る紫陽花の中の海 高野ムツオ 陽炎の家
 
闇の紫陽花濡れて少年期の目玉 高野ムツオ 陽炎の家
 
紫陽花や母のちぎり絵刻かけて 行方克己 昆虫記
 
乳母車紫陽花の毬いくつ過ぎ 行方克己 知音
 
うすうすと玉紫陽花の色をなし 行方克己 知音
 
紫陽花に秋冷いたる信濃かな 杉田久女
 
紫陽花が首級のごとし関ケ原 田川飛旅子
 
田に水を張つて紫陽花あかりかな 山上樹実雄
 
紫陽花の紫紺をつくし竜飛岬 成田千空
 
赤門は古し紫陽花も古き藍 山口青邨
 
紫陽花に霧くづれ舞ふ強羅の灯 横光利一
 
出雲には佳き菓子のあり紫陽花忌 長谷川史郊
 
紫陽花忌色なき夢に目覚めけり 徳田千鶴子
 
わが好む紫陽花いろの花火かな 西本一都
 
楽隊のごと紫陽花の芽ぶきたる 宮坂静生
 
紫陽花の雨のやはらぐ読書かな 橋本 對楠
 
自殺者の肉片もあり紫陽花や 大井恒行
 
紫陽花の落ちなばこつぱみじんかな 今瀬剛一
 
紫陽花に置いたる五指の沈みけり 川崎展宏
 
紫陽花の毬ほどに死の色を刷く 林田紀音夫
 
紫陽花や家居の腕に腕時計 波多野爽波 『湯呑』
 
紫陽花や苑子晴子の初言葉 殿村菟絲子 『菟絲』
 
紫陽花の腎の形の腎痛む 齋藤玄 『狩眼』
 
紫陽花の辺過ぎつ呟く「十年もてば」(腎臓結核と決る) 岸田稚魚 『負け犬』
 
紫陽花の最初の色の頃のこと 加倉井秋を 『午後の窓』
 
紫陽花の夕の藍に羽織りけり 『定本阿部みどり女句集』
 
紫陽花や二階の低き美人局 仁平勝 花盗人
 
坊主持ち紫陽花寺を迂回せり 仁平勝 花盗人
 
淡紅き紫陽花の陰で鬼を視る 仁平勝 花盗人
 
紫陽花の変幻不在少年期 仁平勝 花盗人
 
紫陽花や色のあせたる雨男 仁平勝 花盗人
 
水音に紫陽花白く返り咲く 山田節子
 
紫陽花に秋冷いたる信濃かな 杉田久女
 
棺出てゆく紫陽花の花明り 満田春日
 
紫陽花や折りかかさぬ母と住む 中村和子
 
濯ぎ場に紫陽花映り十二橋 水原秋桜子
 
紫陽花を挿す雨粒をそのままに 木内怜子
 
紫陽花や白よりいでし浅みどり 渡辺水巴
 
紫陽花や藪を小庭の別座敷 芭 蕉
 
巻き戻す亡母の一生濃紫陽花 石井紀美子
 
紫陽花に十二単衣のあるらしく 藤田次恵
 
碑に恋唄紫陽花まだ蕾 小池龍渓子
 
われを含まず老人圏の濃紫陽花 菊池志乃
 
紫陽花一輪匂う床柱 中嶋正子
 
病室へ来し紫陽花の色変はる 朝倉和江
 
裁縫所跡紫陽花の花ざかり 古屋悠二
 
紫陽花や割れんばかりに遊戯室 高瀬あけみ
 
紫陽花や文だけの友鎌倉に 来住野臥丘
 
紫陽花や水辺の夕餉早きかな 水原秋櫻子
 
濯ぎ場に紫陽花うつり十二橋 水原秋櫻子
 
紫陽花や一日は水もむらさきに 林 翔
 
大仏の供華鎌倉の濃紫陽花 百合山羽公
 
紫陽花に昼を睡りて何失ふ 馬場移公子
 
紫陽花や恋知らぬ間のうすみどり 林 翔
 
生涯のいま紫陽花のうすあかり ほんだゆき
 
紫陽花や土間ひんやりと茶漬店 行廣すみ女
 
紫陽花に手鏡おもく病むと知れよ 中尾 白雨
 
紫陽花の闇の重なる稽古笛 永峰久比古
 
家腐つ雨や紫陽花百あまり 斎藤道子
 
紫陽花やビードロを買ふ坂の街 正林 白牛
 
紫陽花のこぼるるほどに露天風呂 幡野千恵子
 
紫陽花に胸冷しつゝわれは生く 中尾 白雨
 
紫陽花にまた逢ふスイッチバックかな 星野 秀則
 
出雲には佳き菓子のあり紫陽花忌 長谷川史郊
 
紫陽花忌橋下に雨の舟料理 吉田芙水
 
紫陽花に照手が押せる土車 佐々木六戈 百韻反故 初學
 
紫陽花やガレのランプに湖灯り 橋本榮治 越在
 
紫陽花に秋冷いたる信濃かな 杉田久女
 
紫陽花となるまでのただ無色かな 平井照敏
 
紫陽花剪るなほ美しきものあらば剪る 津田清子
 
かなしみはかたまり易し濃紫陽花 岡田日郎
 
紫陽花に手鏡おもく病むと知れよ 中尾白雨
 
紫陽花に秋冷いたる信濃かな 杉田久女
 
紫陽花の毬の豪華や数ふべし 田村木国

 

↓トキワツユクサ

庄下川にかかるX橋の西側の植え込みの中

今はツユクサ系の花時でもある。

ナデシコ   なでしこJAPAN のナデシコは多分カワラナデシコのイメージであろう

今は色合いも花姿も多様なナデシコが出回っている。

金網越しではあるが、印象的