梅花空木
日本に自生。唯一の原産地ではないようだが、ヨーロッパで庭木に利用されているものは
日本からの輸出品らしい。
夕刻 家と最寄り駅の中間で、県道を渡るがいつもは道路と段差のない橋を渡る。よって余り道路を横断しているという意識はないが、上行階段利用の陸橋を利用すると南北かなり遠距離までが見通せる。
↑北向きでは伊丹市の市境が見える。何処まで見えているのかは分からないが。
南向きだと、洋服の青山の看板がかすかに見える。その辺りで、県道は少し東に向きを変える。
青山の看板のある辺りでは左側に総合医療センターがあるが、それが見えると断言できるほど視力はない。
この陸橋を降りて東へ向かうと、右側は(一部)10階建てのマンション、左手に調剤薬局がある。
この道には駅に達するまでに医院が多く、よってまた調剤薬局も4.5軒ある。
最初に出会う調剤薬局の西側の壁面に2本バイカウツギが植えてある。
5月から6月にかけてが花期である。ヒメウツギの花は終わっているが、バイカウツギは
今が盛りのようである。
「梅花空木」の例句は探し出せなかった。梅花藻の句は少しは見つかったが。
永田耕衣の作品 「梅花」
- 梅花とは何ぞ父母何寂しき 永田耕衣 陸沈考
- 或る日父母が居ないと思う梅花かな 永田耕衣 陸沈考
- 父白うして梅花たるべき時節かな 永田耕衣 陸沈考
- 泣かで泣く梅花挟みの涙かな 永田耕衣 陸沈考
- 死なざらむ虚空生たり梅花人 永田耕衣 陸沈考
- 梅花永らへて父母と同じき 永田耕衣 陸沈考
- 父母の忌や桃花変ハタ梅花変 永田耕衣 陸沈考
夕暮れに見ると花の白さが目立つ。花は香水にも利用されるらしい。市内には塗料会社が多く立地しているが、
同時に香料製造会社も多い。その理由についての解説を読んだ記憶がない。
富松川沿い空地のナデシコとオルレア
空地の端、人家の塀沿いのナンキンハゼ。
庄下川沿いにもこの程度のナンキンハゼが何本も生えている、これ以上大きくなると根は掘り起こしにくい。
根元近くで切断してもすぐに新芽を出して株は太くなり、重機でないと処分できないようになる。
ナスタチューム。まったく見ないわけではないが、流行ではない。