和名はヒイロヒオウギ。 南アフリカ原産。 松が本公園という街区公園が、家の近くの近隣公園(椀田公園)の北側になる。

間に県立高校が挟まっている。 その松が本公園に大株のワトソニアが咲いていた。 通常の花期は四~五月だから、もう盛りを越えているかも。

なんどもこのブッシュの前を通っているのに気付かなかった。 花が咲いている時期にめぐり合わせしなかったのかも。

俳句では詠われていないかも。 ヒオウギ(檜扇)は詠われているが。

紅牡丹跼めば緋色深まれり 田中雅子
 
身の内を緋色に雛の間を出づる 齋藤愼爾
 
はつ夢の緋色の覚えありしのみ 石嶌岳
 
グラジオラス緋色は友を減らすかな 鎌倉佐弓
 
雪崩が恐い裏窓 夜具の緋色延べる 伊丹三樹彦 覊旅句集三部作 磁針彷徨
 
座布団の緋色によろけ宵の春 井沢正江 以後
 
青絹の雨の岬の緋色の情死 高柳重信

松が本公園の松。 松が自生していたのであろう。

数えると一〇本以上。 地名の元になった松林があったのであろう。

椀田公園では姫檜扇の群生を見つけた。

公園の富松川沿い。 公園の金柵と川の石垣との間。

富松川にかかる橋の上からはよく見える。

公園の端を巡って、東から南へ流れの向きをかえる場所にできた空地(市有地)からはニゲラの姿が消えたが、

そこで採種したものを我が家の庭に蒔いた結果、今年はいたるところでニゲラが芽吹き、花時になった。

結構背が高い。 これは門前の道路の隙間から芽生えたもの。 

こぼれ種から生えたもの。

これは裏庭のもの。

プランターに植えこんだもの。 背が低い。

近隣公園内ではハルジオンをほとんど見ない。 ↑は県立高校の裏手の更地