ボリジ=ルリヂシャ ハーブ。南ヨーロッパ原産。
家の近くにあった平屋の社宅らしき建物、1995年の阪神淡路地震以後更地になり、
その後駐車場となっていた。その頃には歩道際には金網があって、金網と歩道の間の公共植栽地があった。駐車場も使われなくなり、外辺の公共植栽地は、隣接のお家の「管理下」におかれ「私的」植栽地になった。近くのお家で2階のベランダ部分で大々的に鉢植えの菊を育てられていた方が亡くなると、どういう経緯があったのか知らないが、その後多数の菊鉢がこの植栽地に配置された。皇帝ダリアなども多数植えられていたが、この空き地状態であった駐車場に建物が建ち、金網もなくなったが建物の横の部分の植栽地は建物の所有者(企業)ではなく、そて依然の管理者が利用を続けられている。その場所で↑のボリジが極めて大株になった。
私と同様、15種混合の種を蒔かれていたが(私は2年、ここでは多分3年)、その中に含まれていたのかボリジがこぼれだねで増えたよう。
チシャ(萵苣)は、野菜としてはレタスと呼ばれているが、野草ではノヂシャ、トゲヂシャ、カワヂシャなどすべて同種同属なのだろうか。
ご近所の袋小路の中の「バラの家」。
今年はやはり少し開花が遅れている。
2階のベランダに届くツルバラ。
薔薇作りの仲間入りをする気はまったくない。殺虫剤・殺菌剤は使わないことにしているので。」とはいえ、椿にチャドクガが大量発生した時は缶入りスプレー式の殺虫剤を購入したが。
我が家のテイオウカイザイク(ムギワラギク)
ネモフィラが見えるが、我が家のものは衰亡期へ入ったので処分を開始。
バジルやパセリ、ケイトウ、センニチコウの植え付け用への転換をはからねばならない。
目下は6プランターを並べている
ルビーネックレス
これは近隣公園の西側に位置するお家の塀沿い。カランコエの一種だが、コダカラソウ(子宝草)という別名もある。
- 子宝の塚に日のあり初雀 富田潮児
- 元旦や爺と婆とが子宝湯 後藤綾子
- 子宝といふ古き語よ枇杷熟るる 外丘東子
- 御祭りや誰が子宝の赤扇 一茶
- 子宝やかぼちや太郎瓜次郎 中勘助
- 子宝の多い在所や夕ぎぬた 一茶 ■文政三年庚辰(五十八歳)
- 子宝がきやら~笑ふ榾火哉 一茶 ■文政二年己卯(五十七歳)
- 子宝が蚯蚓のたるぞ梶の葉に 一茶 ■文化十一年甲戊(五十二歳)
2鉢に増えた。都市緑化植物園の温室にも一株あるが、それより立派である。
このお家のミモザは立派な大木であったが数年がかりで伐採された。
- 花ミモザ咲きたる町に母住める 山内 二三子
- 曇天や塀に重たき花ミモザ 高井 邦子
- かじかみて気ものらぬまま花ミモザ 落合よう子
- 花ミモザ私に抗ヒスタミンの睡魔 尾田明子
- 黄色ミモザ手動筆記(マニュエリスム)の猫は逃げた 木村聡雄
- 花ミモザ雨雲ながら夜明けたり 宮津昭彦
- 父と子にミモザの風の黄なりけり 小島千架子
- 野外劇はじまるミモザ降る下に 星野立子