これはコメツブツメクサ。白詰草(クローバー)の小型版という意味合い。

歩道の隙間などで見られるツメクサは、「爪草」と表記。

コメツブウマゴヤシ(米粒苜蓿)との識別に自信があるわけではない。

花(穂)をつけていない幼芽のスイバとギシギシの識別に自信がないのと同じ。

ハルジオン(いま咲いている)とヒメジョオン(6月頃から咲き出す)との差は、

花期のズレと茎が空洞かどうかで判別可能。

画像の中にはセイヨウタンポポの絮やヘラオオバコの葉も確認できる。

画像の左上に見える細長いイネ科の葉を持つ植物はなにか。

この画像は近隣公園(椀田公園)のもの。昨年この辺りを占めていたものからの類推では

カラスムギであるが、①カラスムギには近縁にイヌムギやネズミムギなどがある。

②同じ場所でも時期によってメヒシバが主役の場合もあるので、断定は難しい。

↑ 左手に見える白い花はクローバー。

この画像にはカラスムギは写っていないようだ。

ネズミムギと私が思っているもの(穂)が写っている。

これはイヌムギと思う。

犬麦、鼠麦では例句なし。

烏麦吹かれどほしに蒙古塚 児玉南草
 
烏麦怒濤のごとく荒び熟る 青邨

しろつめぐさ(白詰草=クローバー)はオランダ貿易の割れ物を保護するために詰められたいたから詰草という呼称がしたとある。それゆえ江戸中期以降には長崎辺りから拡散したと思われるが蕪村、一茶がその名を知っていたかどうか。

カラスムギ、犬麦等は明治以降、牧草として入ってきたよう。

青い花はオオカワジシャ。白い花はクレソン。イネ科の葉を持つものは分からない。