農業公園へ出かける機会がなく、今年はハナミズキの満開を見る機会が少ない。

今日は桜ではないかと思うほどのハナミズキに出会った。

会合があった建物の広い前庭

思わず桜ではないかと葉を確認した。

この施設(大学)の初代学長

末枯や大学いつも灯りて 行方克己 無言劇
 
大学に兵舎残れり冬の鵙 丹羽登代
 
大学の常盤木の冬ひき緊り 森 澄雄
 
大学の裏河骨の沈み花 上野 燎
 
大学の夏芝に寝て雲掴む 八木三日女
 
大学の交響楽団部室夏 小澤 實
 
大学の庭の大根花咲けり 沢木欣一
 
大学の時計が灯る樫の花 辻 桃子
 
燃えてるかパリ大学の加名子くん 山岸竜治
 
大学のまんなかにある初句会 田中朗々
 
襤褸市や大学芋の金色に 辻 桃子
 
大学を出て山男ちやんちやんこ 福田蓼汀
 
なかぞらの鳩や大学枯れ果てぬ 石田波郷
 
大学のなかぬけて来て秋まつり 久保田万太郎
 
大学の一坪ほどの芋嵐 小佐田哲男
 
開放の夏期大学を覗くもの 山口誓子
 
大学の空の碧きに凧ひとつ 山口誓子
 
大学の庭に大根花咲けり 沢木欣一
 
大学の匂ひに満ちて銀杏散る 原子公平
 
椋鳥殖ゆるもの大学は滅ぶもの 宮坂静生
 
馬ひいてゆく大学の葉月かな 針 呆介
 
楝咲く大学の中川流れ 中谷葉留
 
大学を出て鬼灯を鳴らしをり 三嶋隆英
 
大学の前手掴みに蛸売らる ほんだゆき
 
このごろの大学しづか春の蝉 橋本榮治 逆旅
 
大学に来て踏む落葉コーヒー欲る 中村草田男
 
寒桜子に大学を見せにゆく 柴田龍王
 
大学を出て山男ちやんちやんこ 福田蓼汀
 
大学のなかぬけて来て秋まつり 久保田万太郎
 
信州の夏期大学へ子を発たす 半谷綾子
 
開け放す夏季大学を覗くもの 山口誓子
 
爪染めて夏期大学に馳せ参ず 吉村千秋
 
夏期大学慣れざる言葉多かりし 中西利一
 
大学の庭に大根花咲けり 沢木欣一
 
ふゆくさや大学街は石坂がち 脩
 
大学に一陣の風夕桜 岸本尚毅 選集「氷」
 
大学に城門残る葛の花 西村和子 かりそめならず
 
大学も葵祭のきのふけふ 田中裕明 山信
 
蘗ゆる老人大学遅刻者なし 毛塚静枝
 
世田谷に農科大学仔馬生る 六田あき子
 
大学のほとりの寺の月しぐれ 石原舟月
 
大学の蝉の尿よと仰ぎけり 赤松[ケイ]子
 
盆僧の去るや大学空手部へ 赤松[ケイ]子
 
会合終了後の懇親会。若い人の世話なので、飲み放題コース
スナップ一枚
店の名は記憶していないが、妻は位置情報アプリで知っていた。