小さなお店の門前植え込みの中のヒメウツギ。
何気なく歩いていてこの花に出会うと、突然に正気に戻るような新鮮さがある。
アジサイ科ヒメウツギ属。日本固有種。花期は5~6月。
「姫空木」では例句見つからず。
ヒラドツツジが本格的に咲き始めた。
生垣代わりの平戸ツツジの植栽は今では少し流行おくれのように思う。平成後期以後は
新規な大掛かりな植栽は見かけない。
ヒラドツツジ(平戸躑躅[2]、学名: Rhododendron × pulchrum )とはツツジ科の半常緑樹の一種。
平戸は古くから交易の中心地であったためケラマツツジ(沖縄諸島原産)・モチツツジ(中部日本原産)・キシツツジ(西部日本原産)・タイワンヤマツツジ(広東〜雲南、台湾〜奄美大島)など各地のツツジが持ち込まれ、寺院や武家屋敷内でそれらが自然交雑し、実生を繰り返し、大輪のツツジ群が出来たと思われる。それらの中から特に美しいものを選抜し増殖したものである[3]。
4 - 5月頃に大きな花を開花させる。葉は互生し、両面や葉柄には毛が多い[2]。下部の葉は秋に紅葉し、日当たりがよいと赤色、日陰では黄色に色づく[2]。園芸種は庭木、公園、生け垣、街路などに植えられる[2]。
古くから平戸で栽培されてきたことが名前の由来とされ、1712年に出た『和漢三才図会』にはすでに「ヒラドツツジ」の名で紹介されていた。平戸市の花に定められ、市内の崎方公園には300種からなる原木園がある。
霧島は平戸より少し先に満開になるよう。
市の中央公園(2階部分)のキリシマとハナミズキ。
- 真昼間の空を押しあげ花水木 伊藤敬子
- 水売のようにそよいで花水木 阿部完市
- 臨終の目にてもの言ふ花水木 三森鉄治
- くれなゐの影淡くゆれ花水木 小島花枝
- 生国やいまのまぼろし花水木 齋藤玄 『無畔』
- 教会の聖書ぼろぼろ花水木 大木あまり 火球
- 花水木咲き清潔な夜が来る 向野由貴子
- 花水木咲かせ妖精飛び立ちぬ 岡本一代
- おしなべて山の空なり花水木 高橋 龍
- 鳩を見てをれば妻来て花水木 石田 波郷
- 夜は星の子と語るかな花水木 渡部良子
- 花水木駅前通り真つ直ぐに 石川泰子
- 花水木風の行方の夕ぐれて 小林喜美子
- 客間に客そして家裏花水木 阿部完市
- 花水木のみ震災の前のまま 三村純也
- 花水木待たるることのある如し 西村和子 かりそめならず
- 花水木明日なき恋といふに遠し 西村和子 窓
- むかし清瀬にあまたの悲恋花水木 七田谷まりうす
- あはあはと浄土のみどり花水木 林翔
- 会うために生まれきし朝花水木 高澤晶子
- 花水木降りしきる雨陽のさして 中拓夫
- 花水木浮きつ浮かせつ顔ひとつ 小檜山繁子
古い民家の前で見付けたタツナミソウ
我が家周辺では白い花しかみない。
我が庭にも一鉢。白花タツナミソウ。今から花期を迎えそう。これももらい物。
夏場の半日陰地の確保が難しい。紫色と白色とは別種扱いらしい。5月~6が花期。
ラナンキュラス。掘り上げて保存していた球根を年が明けてから土に埋めたがなんとか開花。
今のところ家の周辺では鉢植えのテイオウカイザイクの栽培なし。
頂上で一花が咲くと、つづいてすぐ下の脇芽から小花が次々に開花してゆく。
白花
アカバナというより黄金色系