家の近辺でも畑一面がホトケノザの花盛りの風景を見ることが出来る。

画像は家一軒だけを取り囲む」道野辺。

しかもその一軒は空き家状態のよう。この道は10メートルほどしかない。

家一軒分のみを巡って本通りにつながる。

この草地は私有地のよう。道は舗装されているので公道だと思う。

このホトケノザは葉が寺院の安置像の座に似ているから「仏の座」と呼ばれる。

春の七草の仏の座は、コオニタビラコのこと。これは若芽がロゼット状をしているので、

それを仏の座に見立てている。

ホトケノザ(仏の座、学名Lamium amplexicaule)は、シソ科オドリコソウ属一年草あるいは越年草である。サンガイグサという別名も持つ[2]。なお、春の七草に数えられる「仏の座」とは異なる。漢字では当て字で、「元宝草」や「宝蓋草」とも書く。

この地には季節によって繁茂する草が交代する。↑の画像にはツルニチニチソウの花や

ヒメツルソバも見えるが、秋以降には三時草=ハゼランの花も群れ咲きする。

 

三時草では例句見つからず。ただし三時ではかなりの例句あり。

残花あり雨の三時の体内に 高野ムツオ 鳥柱
 
午後三時の暗さが夏の鴨より来 高野ムツオ 陽炎の家
 
葛切の舌にはかなき午後三時 文挾夫佐恵
 
ゆあーんゆあーんコノ世三時ノ針地獄 大井恒行
 
カツプにはカップの漣午後三時 佐藤成之
 
いまから眠る午前三時の照葉樹林 金子皆子
 
鮎刺や三時の川の底あかり 山上樹実雄
 
午前三時の猫の感情春の星 岡 あきら
 
ビル街に焼藷屋来て三時どき 井熊秀男
 
ひぐらしのこゑのつまづく午後三時 飯田蛇笏
 
葛切の舌にはかなき午後三時 文挾夫佐恵
 
驟雨下の合掌部落三時打つ 加藤楸邨
 
時計草どれも三時を指しゐたる 深水玲子
 
午後三時葉つぱにのせる水やうかん 松本ひろみ
 
麦茶ばかりの午前三時の仮眠室 姉崎蕗子
 
ヒヤシンスにほふ三時の花時計 野入京子
 
無花果の飴煮素朴に三時の花 遠藤 はつ
 
いぬふぐり三時のバスが通つたぞ 有働 亨
 
水蜜桃のごとく濡れゐる夜の三時 橋本榮治 越在
 
炎天のどこかつまづき三時過ぐ 橋本榮治 越在
 
火桶抱く三時といへば夕ごころ 皆吉爽雨
 
冬の日の三時になりぬ早や悲し 高浜虚子
 
鮎刺や三時の川の底あかり 山上樹実雄
 
濃みどりの茶摘の三時唄も出ず 平畑静塔
 
ひぐらしのこゑのつまづく午後三時 蛇笏
 
午後三時酔芙蓉なほゑひもせすん 山田弘子
 
花合歓に蛾眉なが~し午後三時 川端茅舎
 
近けれど旅三時間春の潮 中村汀女
 
睡蓮の水に二時の日三時の日 後藤比奈夫(1917-)
 
数へ日の三時は日向四時の影 永井龍男
 
蟻の穴大きく見ゆる午後三時 柿本多映
 
午後三時酔芙蓉なほゑひもせすん 山田弘子
 
クリスマスコンサートまで三時間 山田弘子
 
雪がほんぶりになると三時の銀行の黒いシャッター 伊藤雪男
 
ほとゝぎすかならず来鳴く午後三時
 
午前三時の投函だ 蛾のふらふら飛び 伊丹三樹彦 樹冠
 
冬の日の三時になりぬ早や悲し 高浜虚子
 
三時打つ烏羽玉の汗りんりんと 川端茅舎

仏の座:

一年生の草本[3]。成長した際の高さは10 - 30センチメートル (cm) ぐらい[4]。四角断面のは柔らかく、下部で枝分かれして、先は直立する。

対生で、縁に鈍い鋸歯があり、下部では葉柄を持つ円形、上部では葉柄はなく茎を抱くように真ん中で合わさって丸くなる[3]は段々につくことから[5]、俗にサンガイグサ(三階草)とも呼ばれる[4]

期は3月から6月で、上部の葉脇に長さ2 cmほどの形状の花をつける。上唇はかぶと状で短毛がびっしり生え、下唇は2裂し濃い紅色の斑点がある。開花するふつうの花のほかに、つぼみのままで結実する閉鎖花が混じることが多い[4]。白い花をつけるものもあり、シロバナホトケノザ(f. albiflorum)と呼ばれる[4]

種子には白い物質が付着する。これにはアリが好むエライオソームと呼ばれる物質が含有しており、これによってアリの手で遠くまで運ばれ、芽吹くことが知られている。

 

女童の手がかしこくて仏の座 木村虹雨
 
児の声の届く辺に摘む仏の座 磯貝ひろし
 
雲割れて日矢の射しけり仏の座 豊長みのる
 
遠来のもののごとくに仏の座 鷹羽狩行
 
夜は海が近づくといふ仏の座 中尾寿美子
 
雑草と言ふ草あらず仏の座 宇咲冬男
 
七草やけふ一色に仏の座 支 考
 
山裾の日に燦とあり仏の座 工藤弘子
 
秀つ峰の赤みさしきし仏の座 川端庸子
 
もう一つ満開の花仏の座 上島清子
 
打ち晴れて富士孤高なる仏の座 勝又一透
 
霜の葉をしかとたたみて仏の座 町田勝彦
 
日の先にあそぶ雀や仏の座 本土みよ治
 
七草や何をちなみに仏の座 江戸-路通 元禄百人一句

俳句検索システムに登場する「仏の座」には、サンガイソウとコオニタビラコの両方が

混ざっているように思う。

 

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