最近よく見かける。オウゴンカズラのような下草。

園芸用の斑入りイタドリかなどと思っていた。

今の時期には貴重な植栽対象かも。これまでは余りいい印象を持っていなかった。

原産地は北アメリカ。ならばアメリカイワナンテンという呼称もありうる。

我が庭のユキノシタ

あまり丁寧に管理していない。庭のあちこちで芽吹いている。

 

リュウノヒゲ

ながき日やちる花やどす竜の髭 万太郎
 
竜の髭実となり何もなかりけり 加藤楸邨
 
竜の髭の花いとほしめ庭男 籾山梓月
 
竜の髭兄亡き後の家事の煩 村山古郷

ウィキペディアでは「ジャノヒゲ」で解説されている。

和名ジャノヒゲは、一説にはジョウノヒゲが転訛して、ジャノヒゲになったと考えられている[3]。漢名を麦門冬(ばくもんとう)というが[4]、『本草綱目啓蒙』では麦門冬の別名として「ジヤウガヒゲ」を挙げていて、ここでいう“ジヤウガヒゲ”(ジョウノヒゲ)は「尉(じょう)の鬚」という意味であり、能面で老人の面である「尉(じょう)」の面の顎鬚(あごひげ)に、葉の形を見立てたものと推測されている[5][6][3]。また同様に葉の形状から、ジャノヒゲ(蛇の鬚)は別名リュウノヒゲ(龍の鬚/竜の鬚)ともいわれ、細い葉をヘビリュウの髭に見立てたのが名の由来とする説もある[6][4][7]

日本での古名は「やますげ」の名で奈良時代に成立した『万葉集』の歌なかでも詠まれている[4]。ただし、「やますげ」は同じキジカクシ科スズラン亜科ヤブランであるとする説もある。

 

蛇の髭に実のなつてゐし子供かな 中村草田男
 

 

ニオイスミレ  いずれも鉢上げするとうまく育たない。肥料をやりすぎるためか。

 

他には姫踊り子草

ホトケノザもいっぱい生えてくるが、抜きやすいこともあり、これは除去している。

カタバミなどは抜いても抜いてもきりがない。