家の前の打家の前の更地は基礎工事が終わった。よって建設用地内の草草は姿を消した。
しかしその外側では春の草が成長している。
建設地の東側の歩道脇のキュウリグサ。
ウィキペディア:キュウリグサ(胡瓜草、学名: Trigonotis peduncularis)は、ムラサキ科キュウリグサ属の雑草。和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来する。
名前を知っている草でもむやみには触れない。ロンドンの公園でひどい目に遭っているので。
でも上のような解説があるので、なんどか少しキュウリグサの葉を取って揉んで嗅いだことがあるが、胡瓜の匂いを確認したことがない。
この草がキュウリグサという名を持つと知ったのは10年くらい前であろうか。ありふれた草としては。
名を知ったのが遅い。ワスレナグサの野生化したものと思っていた。あるいはワスレナグサの原種と思っていた。
ワスレナグサの近縁種であるのは確か
越年草[3]。花期は3月 - 5月[3]。淡い青紫色の花を咲かせる[4]。巻きがかった茎の先についたたくさんの蕾は、下の方から順に開花していく[3]。花は小さく、直径は2ミリメートル (mm) ほどである[3]。この茎の先端の巻き方がサソリの尻尾のようなのでサソリ型花序ともよばれている[3]。
葉は丸みを帯び[4]、上方の葉は細長いたまご形、根元の葉はスプーン形である。
私の若い頃にはこの草は存在していたのかどうか。
胡瓜草という名からか、この草は食用可と紹介したブログがあったらしく、それがコピペされて出まわっているらしい。野の草に詳しいらしい人が批判している。その人も有毒とは書いていない。
ギシギシとスイバの判別が難しいと今でも思っているが、ネット上ではスイバは齧れば酸っぱいと書いているものが多
い。
しかし庄下川沿いや道路沿いに生えているギシギシやスイバの葉を取って口に含む気は起らない。
アメリカフウロの名を知ったのは、キュウリグサの名を知った後だと思う。
このブログは2011年11月に開設したが、名を知ったのはそれ以降だと思う。
アメリカフウロの間に見えるのはノジスミレ。
舗道の隙間から生えている姿をよく目にする。
朝の建築現場
大量の鉛管を人力で運んでいる。
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- 護岸工事の未完部きれいハンカチ浮く 兼近久子
- 山に向く複線工事冬の鵙 飯田弘子
- 万博の工事半ばの冬霞 満田玲子
- ラジカセの響く工事場十二月 松沢満里子
- 啄木鳥の山までとどく工事音 松沢満里子
- 鮎落ちて護岸工事の始まれり 田村恵子
- 工事ビルネットの中に夜業の灯 篠田悦子
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- 鴨引いて川の工事の始まれり 小林勇二
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- 工事場の火花の昏く冬ざるる 大西岩夫
- 歳月が冬連れて来るダム工事 堀江爽青
- 水門の工事飯場や鶴渡る 塚原訓生
- ダム工事半ばの釣瓶落しかな 堀江爽青
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- 橋架けの工事休日春の鴨 服部たか子
- ガス工事星を集めぬ熱き夜も 対馬康子 吾亦紅
- 早稲の香や灯して続く地下工事 豊田美奈子
- 月鉾の通り灯が洩る地下工事 岩根冬青
- 春泥やこの先工事迂回せよ 岡村ふみ
- 五月雨の町掘りかへす工事かな 寺田寅彦
溜まった雨水を塵取りで回収してバケツへ溜めている。これはリーダーないし班長さん的
人物の仕事になっている。
足場の設置開始
- 足場組み城築きゐる雪祭 深見けん二
- 日盛りにとびの黒人足場組む 熊沢 豊
- マンシヨンの足場をはずす四温の日 角皆美代子
- 凩に壁塗る足場揺れやまず 平間彌生
- 電線を足場に鳥の巣立ちかな 志村あい子
- 修復の檜の足場風光る 岡崎淳子
- 尖塔を囲む足場や春の星 日原傳
- 普請場や足場の上に桐一葉 寺田寅彦
- クリスマス風景の一部に足場組む 加倉井秋を
- 大仏に足場かけたり小六月 星野立子
- 若草の足場ずるずる御柱 川崎展宏
午後の作業
下にいる人物が2階部分、3階部分へいる人に一本ずつ鉄管か鉛管を放り上げる。
片手で受け止めて足場を組んでいく。
ネットも丸めて配置
足場を竹で組んでいたのが印象に残っている。10年以上前の中国旅行の思い出
今日は10人くらいの作業だった。
南側の道路との間にはかなり余裕がある。↑の土が見える部分にはウバメガシの垣根があった。
土の部分と歩道部分の接触地
ツルニチニチソウ
我が家のネモフィラ、本日、一輪完全開花。