街角のクリニックの植え込みの中の鉢物。グミの実に似ているが、茱萸ほどに細長くはなく

見付けた時には何の実か分からなかった。

枸杞の実のようである。庄下川の上流右岸に群生している低木状の植物の画像を

緑の相談所で担当者にみせたところ枸杞ではないかと教えて貰ったが、庄下川では

花も実も見たことがない。水辺の荒地などに群生しているようである。

日本を含む東アジア原産。逆輸入された英名にちなんで園芸店ではゴジベリーの名で売られているらしいりようしているがが

これまで気づかなかった。樹も扱っているロイヤルなどの花卉売場なども散歩の途上でチェックしているが気づかなかった。

「クコ」という名称は、中国の枸杞という表記から来ている。

ウィキペディアによれば、「日本の地方により、アマトウガラシ[7]、オニクコ[7]、カラスナンバン[4]、カワラホウズキ[4]、キホウズキ[7]、シコウメ[7]、ノナンバン[4]などの方言名でも呼ばれている。」とのこと。

 杏仁豆腐作りは、私の趣味の一つであり、最近は枸杞の実も買ってきて、利用しているが、乾燥している実しか知らなかったので、この実を見て直ちにクコとは判定できなかった。全草有用植物である。

 結実は9月から。

枸杞実る院長さんの顔知らず

マサキの黄葉

NHKみんなの趣味園芸:

マサキは厚みのあるつややかな葉が1年を通して美しい常緑樹です。芽吹きがよく、刈り込みによる樹形維持が容易であるため、生け垣にもよく使われます。また、潮風や大気汚染にも強いため、海岸付近や自動車の交通量の多い都市部での植栽にも適しています。薄緑がかった花は目立ちませんが、同属のニシキギやマユミと同様に蒴果(さくか)が10月から11月に赤く色づき、裂開して橙赤色の仮種皮に包まれたタネが現れます。濃い緑の葉に鮮やかな橙赤色が秋の庭に彩りを添えてくれます。

遠くから見ると花が咲いているように見える。

 

柾木枌ぐ青万霊の万のため 加倉井秋を

 

大阪天王寺の画廊を訪ねた。

作者は素朴な筆致を楽しんでいる。

屋外の看板が窓越しに見える。

暖房や花の絵ばかりなる画廊 小久保英子
 
冷房の画廊に勤め一少女 岡田日郎
 
画廊出て人間赤し藪柑子 伊東達夫
 
客入りてクーラーつけるミニ画廊 乾 澄江
 
何の風か湧く 電流あおい地下画廊 伊丹公子
 
雑踏を抜け敗戦の日の画廊 門 みのる
 
雪あはく画廊に硬き椅子置かれ 誓子
 
日脚伸ぶ画廊は銀座七丁目 坂井建
 
水澄みて画廊の上に人の棲む 依光陽子
 
画廊出て夾竹桃に磁榻ぬる 飯田蛇笏
 
室の花余業に画廊開きたる 久米正雄 返り花
 
人を待つ画廊の椅子に日脚のぶ 吉屋信子
 
青梅雨抜けてきた魚でしょう 画廊の隅 伊丹公子
 
画廊にて奇遇の春を惜しみけり 大島民郎

私好みの作画対象

「酒蔵」と題する水彩画。水彩画というよりデッサンのような印象。

明らかに伊丹の長寿蔵である。

案内状を送って下さった方の小品群。風の会という8名の方の作品がならぶ。

面白い構図

臨場感がある。

画廊の卓に句集一冊春の雨

画廊の横は堀越神社

こんなところへも外国人観光客が訪れている。

熊野詣で出発点だったとか。

神社のHPから;

第33代推古天皇の御代、時の摂政聖徳太子が、太子の叔父君に当たらせられる第32代崇峻天皇の徳を偲んで、風光明媚にして長松直々たる茶臼山の地をえらばれ、四天王寺建立と同時に当社を創建されたものであります。
古くより明治の中期まで、境内の南沿いに美しい堀があり、この堀を越えて参詣したので、堀越という名が付けられたといわれています。この地は、有名な慶長・元和の大阪冬の陣、夏の陣の古戦場としてかずかずのエピソードと共に知られています。
古くから大阪では「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」との言い伝えがあります。

 

谷町筋の道路拡幅などもあり、境内はかなり狭くなっている。