ミモザアカシアが満開なら、カワヅザクラも見ごろであろうと思っていたら

伊丹笹原公園の河津桜が満開であるという情報が舞い込む。

背景が曇り空なので(午後からは雨だった)鮮やかさにはやや欠けるが桜は満開

枝先まで咲き切っている。落花はほぼなし。

雨の予報があり、やや肌寒く、かつ平日の午前だったので、人出は多くない。

木はまだ若く、かつ広い園内に5本しか河津桜は植えられていないので、認知度も低いのかも。

それでも近くの保育園か幼稚園の來園あり。

5本の桜が咲いているはずが、5本目がなかなか見つからない。

この木がメインの木。背後に見えるのは介護付きマンション

やっと見つけた5本目の樹。かなり傷んでいる。

ベンチに置かれている大量のリュックなど。見張る人がいないのが日本的(youtubeでは

日本人は席取りのためにレストランのテーブルの上にスマホや鞄を置いておくのがしばしば

驚嘆の対象になっている。多くの国では秒の単位で持ち去られるらしい)

そのかばんは来訪してグランドで遊んでいた園児たちのものだった。遅れてやってきた妻がメインの

樹に近づこうとしたら、すでにそこは園児達に占領されてしまっていた。

そこへ割り込んで桜を撮影中の妻

花の下へは、私は徒歩で、妻は駅前からバスに乗って到着

カンアヤメも咲いている。

園内に多数植えられている。植え込みの境界に

アヤメは漢字表記では菖蒲。ただしこれは俳句では「ショウブ」と読み夏の季語になる。

しかし「あやめ」も夏の季語。「寒あやめ」では例句見つからず。

 

和蘭あやめ破れかぶれの膝を組む 小川恭生
 
夢殿をめぐる疎水や花あやめ 松本山雀
 
旅かなし紫あやめ野に咲けば 富安風生
 
あやめ咲きぬ父母を結びし明治の恋 赤城さかえ
 
あやめ咲けり白馬岳削りて落ち来し水 村山古郷
 
あやめ咲く宿に泊りて蛍狩 高橋淡路女
 
初産は時の記念日花あやめ 渡辺 照子
 
あやめ咲き白人のうやうやしく通る 加川憲一
 
木造りの家並のこる花あやめ 千原満恵
 
あやめ咲く野のかたむきに八ケ岳 木村蕪城
 
あやめ草足に結ばん草鞋の緒 芭 蕉
 
木道は男の躰花あやめ 小山咲子
 
味噌蔵にみそ玉眠る花あやめ 瀧 登喜子
 
あやめ咲き戸口に濡れし一位笠 望月たかし
 
さつと研ぐ男の利鎌あやめ咲く 林 翔
 
あやめ昨日の恋はそれつきり 仙田洋子 雲は王冠

イオノプシジウム

ボランティア花壇に多数植えられているが株はそう大きくはない。

アリッサムや高性のヤグルマギクなども。

 

今日は私のような「観る将」にとっては、将棋のA級順位戦の最終日(第9戦・一斉対局)が最大の関心事。

藤井聡太名人への挑戦者は豊島9段に。B1への降級は、広瀬9段、斎藤8段に。

そこへさらに大谷翔平の結婚報(婚約ではない)が舞い込み、

岸田さんへの関心はまったくなし。いい日に政治倫理審査会開催と岸田さんは喜んでいるかも。

名前などまったく知らなかった(ゴルフに関心がないので)女性ゴルファーの名が挙がっているが、

大谷さんは明日(やや)詳細を明らかにするよう。

有名人の結婚・離婚・不倫などにほとんど関心がないが、今回は多少関心がある。