意図的にここに植えたわけではスイセン。鉢の土をひっくり返した時に球根が定着して増えてきた(ヨウダ)。

グーと伸びた花茎は3本だが、花芽をつけたものは全部で8,9本。

 その周りの色の薄い細葉は、ハナニラで、これも我が家のいたるところで群生している。

市が植えたのはシャリンバイだと思うが、この植栽地では黄梅が主人公になっている。

黄梅の背後を除くとヤエムグラが蔓延っていた。そういえば最近庄下川の草地では見かけない。

ヤエムグラ(八重葎、Galium spurium var. echinospermon)は、アカネ科越年草。道端の雑草としてごく普通にみられる。種子はひっつき虫の性質も持つ。

 

憂犬の出で来ぬ露を置く 中原道夫
 
乗りついで遠くなる海枯 田中みち代
 
水音を聞きのがさじと枯 瀧澤宏司
 
つれ立ちて神来る音や枯 宇佐美魚目
 
念仏寺閉門となる枯 松本澄江
 
韓見えて元寇跡の枯 文挾夫佐恵
 
鎌鍛冶の鞴の神も旅立てる 吉澤一
 
国友は路地に尽きたり金 瀬川公馨
 
人集ひ平等院はの雨 吉田哲子
 
のみ茂り戦跡崖残す 北野民夫
 
ビルとビルの隙八重魚籃坂 六本和子
 
若葉都を離れ住み馴れし 内藤一進
 
あたゝかな雨が降るなり枯 正岡子規
 
しみじみと雨の降りこむ枯 澤 ゑい
 
人ごゑともるごと過ぎぬ 古賀まり子
 
そくそくと日脚が移る枯 豊長みのる
 
色わろき月がでて居り枯れ 永田耕一郎
 
田を越えて鳥の隠るる枯 廣瀬直人
 
野良猫に金属かくす枯 北原志満子
 
無縁仏月のに半没す 安藤綾子
 
わけ手きず脛きず知命なる 川村六菖
 
八重住めば都の路地曲がる 中村正幸
 
老獪に八重より逞しき 三輪田育夫
 
生や猫には猫の通ひ道 加藤知子
 
秋風の吹きたまりたるかな 細川加賀 『玉虫』
 
恋の句を消してしまえば露 原裕 『王城句帖』
 
花火見の人現はれしかな 岸田稚魚 『萩供養』
 
人襲ふごとくに夜の金 岸田稚魚 『雪涅槃』
 
とくとくと鳴る坂泉 角川源義 『神々の宴』
 
人ごゑともるごと過ぎぬ 古賀まり子
 
鴎さへひそめて風の枯 中村草田男
 
酔眼を瞠きみひらき枯 石川桂郎
 
ものの影ばさと置きたる枯 木下夕爾
 
馬車はいくとせ鉄運ぶ 石田波郷
 
青き鳥ゐて枯さゆらぎす 石塚友二
 
蝶のむくろのかかりたる 富安風生
 
いづこより月のさしゐるかな 前田普羅
 
夜々あやしの月にあそぶ我は 原 石鼎
 
白百合の花大きさや八重 村上鬼城
 
四五寸のに雉の見えずなりぬ 正岡子規
 
あたたかな雨が降るなり枯 正岡子規
 
もの音の沈みしづみて枯 飯田龍太
 
あたたかな雨が降るなり枯 正岡子規
 
山賎のおとがひ閉るかな 芭蕉
 
かぐや姫かへりし跡の八重 椎名書子
 
とは知れず若葉のただ匂ふ 守屋明俊
 
我影のうら~濃さよ枯 水原秋櫻子
 
馬車はいくとせ鉄運ぶ 石田 波郷
 
満月にけぶるかたちの枯 福永耕二
 
望郷の碑に日のぬくみ 木村久美
 
伊豆の海鳴封じ込め 木下ふみ子
 
霜月も末の雨浸む菊 水原秋櫻子
 
山鳥の尾羽あまれり露 根岸善雄
 
敦盛の兜はかなきかな 野中亮介
 
此処に太宰死す小流れのかな 徳田千鶴子
 
豆腐屋の裏口くらし花 ほんだゆき
 
白猫のひらりと沈む金 渡部良子
 
美しかりし春の泥 石田波郷
 
母の和服の黒澄めり 羽田貞雄
 
人ごゑともるごと過ぎぬ 古賀まり子
 
万の星浴び入坑す 浅川方銭
 
鴎さへひそめて風の枯 中村草田男
 
青き鳥ゐて枯さゆらぎす 石塚友二
 
馬車はいくとせ鉄運ぶ 石田波郷
 
蝶のむくろのかかりたる 富安風生
 
生ながらいなご凍てゆく枯 伊東月草
 
負け犬の来て尿れるよ枯 楢江七郎
 
我影のうら~濃さよ枯 水原秋桜子
 
深々させる入日かな 深川正一郎
 
蝶のむくろのかかりたる 富安風生
 
待宵やけもののごとく立ち 佐藤明日香
 
癩園へ道ひとすぢのかな 清戸一径子
 
家貧にして花まつさかり 竹下しづの女
 
夜々あやしの月にあそぶ我は 原石鼎
 
いづこより月のさし居る哉 前田普羅
 
白百合の花大きさや八重 村上鬼城
 
泉水へと人没し去るかな 高浜虚子
 
若葉都を離れ住み馴れし 内藤一進
 
茂る港埠の貨車は扉を閉さず 秋元不死男
 
あたたかき雨がふるなり枯 正岡子規
 
霜とけて初日にけむるかな 鬼城
 
さしこもるの友かふゆなうり 芭蕉
 
礫ふみわけ友の喪へ 欣一

ウィキペディアの解説:

万葉集和歌に詠まれた「やえむぐら」とは、本種を指している言葉ではなく「『むぐら』と総称される各種の雑草」もしくは「それらがよく茂った状態」のことである[1]。 また、小倉百人一首にも収録されている恵慶法師の作品、

八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり

に詠われている「八重むぐら」は、秋に繁茂するアサ科カナムグラであると思われる

 

 カナムグラも庄下川ではありふれた草であるが、これも「草刈り」の成果か、最近は最繁茂地で見た記憶がない。

 

徹子の将屋に藤井聡太が登場するという件は、それが予告された時から「観る将」ないし将棋ファンには何度も紹介されていた。youtubeなどで。

21歳の若いヒーローである。タイトルを獲るという欲はなく、強くなりたいという意欲しかないので、タイトル戦でもまったく震えないというのが、師匠杉本八段の見立てである。

株価がバブル期の最高値を越えた。

中国市場に投資していた資金が日本へ回っているらしい。何故に日本が選ばれるか。

ヨーロッパ・アメリカのEVシフトが行き詰っているから、ロシアに頼っていたエネルギー源を利用できなくなって、電力料金が暴騰しているから。

これが目下の見立てのようだが、さてどう推移するか?