キノエアナナス。エアープランツとして扱われている。南米原産。パイナップル科

都市緑化植物園 温室内。

 

花茎は細くて斜め上に向けて伸び、その先端に花序を1つだけつける。花序は穂状花序で、花が集まって頭状となり、長さ25-39mm、幅20mm程度、7-20の花を含む。一次苞は披針形で先端が突き出して尖り、膜質だが先端部は革質。下部のものは黄緑色で、先端に近い部分では鮮やかな桃赤色で先端が黄橙色になり、長さ15mm、幅6-8mmほど。花苞は長楕円形で先端が突き出して尖り、長さ13-29mmあり、中央は縦に隆起して竜骨状、膜質で鮮やかな赤色をなす。花には柄がない。萼片は互いに離れており、狭い披針形で長さ13mm。花弁は広卵形で紫色、長さ3cm。雄蘂は花冠より短い。 

温室にはアナナスの類が多く栽培されている。比較的耐寒性があるよう。

見えているのは花包で、花弁は青紫色。

ネモフィラ。なかなか花芽が上がってこない。

5つのプランターを養生。

ニゲラも数鉢。これは間引きを途中で放棄したプランター。ニゲラに交じってネモフィラも2株ほど育っている。

ニゲラは肥料気が無いほうが花付きがいいとか。

 

7,8日は将棋 王将戦第4局。藤井聡太竜王・名人・王将が4連勝で、王将位を防衛。

 

将棋駒干す街筋や竹の春 松浦貞子
 
将棋弟子句弟子をふやし秋ざくら 角川源義 『西行の日』
 
馬肉屋を諳める軍隊将棋かな 仁平勝 東京物語
 
空耳や将棋倒しの影法師 仁平勝 東京物語
 
蜃気楼将棋倒しに消えにけり 三村純也
 
おともなく狐火将棋倒しかな 三宅清三郎
 
海鳴りに涼み将棋の影二つ 舜花
 
俳諧と孫と将棋と熱燗と 里見宜愁
 
長き夜をたたる将棋の一ト手哉 幸田露伴(1867-1947)
 
月よさの将棋さしけり涼み合 尾崎紅葉
 
銀やぐら崩れて白し天の川 縁台将棋 中勘助
 
木場の材が将棋倒しに稲光り 八木三日女
 
手を出して将棋指すなり秋の海 永末恵子
 
すでにつんでゐる将棋なり雲の峰 久保田万太郎 草の丈