屋内窓際に置いているキダチベゴニア。越冬中に株が痩せてゆくが、花を咲かすこともある。花が咲き始めるとそろそろ外へ出そうかと思うが、昨日、今日は厳寒最中。
都市緑化植物園の温室内には年間を通じて多くのキダチベゴニアを展示している。
キダチベゴニアだけでなく、根茎ベゴニアなどの所有数も多い。
今日の更地(建築現場)北側、西側だけでなく、南側の幹線道路際にも溝が掘られた。
赤いコーンの数が増えた。
今日は基本、作業者は2人だけだった。
北の隅、西側の隅、南側の道路際が掘られたので、草地は無くなった。
残るは東側だけである。
日本の2024年の幕開けも明るいものではなかったが、K国、C国、米国、ロシア
イスラエル、どこもかしこも異様な事態になっている。
- 山茶花病みやすし中国より手紙 高田律子
- 中国の蜜のねばれり冬の雷 大木あまり 火のいろに
- 中国の茶の淹れらるるクリスマス 後藤夜半
- 麦の秋中国畸人伝なかば 下田稔
- 中国に教へ子二人風薫る 関森勝夫
- ひろびろと水や中国の大田植 山田みづえ 手甲
- 中国にひつかかつたる鰡雲 松澤昭 面白
- 中国は五台に学び土用灸 有馬朗人 耳順
- 中国に妖怪多し夕牡丹 有馬朗人 耳順
- 葦牙に立つ日入る日や故レ葦原ノ中国 高柳重信
- 雛の夜をぷくぷく沸けり中国茶 大木由美
中国批判の句は、過去にはあまり作られていないよう。
朝鮮またしかり
- 熊本や朝鮮飴と花カンナ 才記翔子
- 荒行の朝鮮朝顔昏れしまま 佐々木六戈 百韻反故 初學
- ララララと朝鮮唄や夏柳 高浜虚子
- 萩刈るや朝鮮へ海真平ら 今井聖
- 朝鮮も満州もなく山眠る 遠藤梧逸
- 朝鮮へ書く梅雨の降り激ぎちけり 鈴木しづ子
- 朝鮮の霞つめたき喉ぼとけ 中川宋淵 遍界録 古雲抄
- 朝鮮の妹や摘むらん葉人参 其角 選集「板東太郎」
- ユダヤ教会ストーブの黒煙 辻田克巳
- ことごとくユダヤの土上冬蕨 齋藤玄 『無畔』
- 茜雪ユダヤは風の中歩く 対馬康子 愛国
- 星涼しユダヤかたぎのはなし好き 久保田万太郎 流寓抄
- ユダヤ人ばかりの町の明易き 久保田万太郎 流寓抄
- 露西亜より愛は届かず鳥渡る 中原道夫
- 露西亜語の文書く卓のオキザリス 大野雑草子
- 焼鳥焼酎露西亜文学に育くまる 滝 春一
- 色鳥やステンドグラスに露西亜文字 和気久良子
- 露西亜にも春行く頃や竈持つ 富樫 均
- 楡枯れぬ露西亜軍楽隊いまはなき 山口誓子
- 露西亜帽頂く写真四迷の忌 大橋越央子
- ロシア見ゆ洋酒に氷柱折り入れて 平井さち子
- 冬ざれや墓に薄るるロシア文字 高橋悦男
- 菜の花や沖にかもめとロシア船 白井良治
- ロシア船冬将軍を連れて来し 鈴木大林子
- いわし雲ロシアの船の来てをりぬ 中井一雄
- 晩夏かな汐路に入りしロシア船 市村哲也
- ロシア見ゆ洋酒につらら折り入れて 平井さち子
- 船籍はロシア積荷は花すみれ 夏井いつき
- 菜の花や沖に真白きロシア船 関口青稲
- 春日遅々ロシア葬にみたび会ふ 田村了咲
- ロシア映画みてきて冬のにんじん太し 古澤太穂(1913-2000)
- 北風や石を敷きたるロシア町 高浜虚子(1874-1959)
- ゆく春や鼻の大きなロシア人 久保田万太郎 草の丈
- 雲重き花野ロシアの唄ゆけり 堀口星眠 営巣期