線路沿いの、園芸大好きなご夫婦の住まわれているお家。車を処分されて、半地下のガレージは園芸資材置き場と花棚の置き場に。南向きのお家で、目の前が線路なので、日照は十分。
それでもこのオキザリスの花はしぼんだ状態。シボリカタバミの中には、花弁を閉じた状態の方が鑑賞価値が高いものもある。
かたばみの一覧、ないしオキザリスの種類を表にしたような解説を探したが適当なものが見つからない。カタバミそのものは日本の在来種だが、それにもウスアカカバミやアカカタバミ、ミヤマカタバミなどの下位分類がある。オッタチカタバミのような近時の帰化植物もある。
園芸種となると江戸末期以来各種のものが到来しているよう。庄下川沿いの草地では
ムラサキカタバミとイモカタバミが普通にみられるが大群落を形成するものはない。
モンカタバミやフヨウカタバミなども最近では帰化植物化している。
↑の桃の輝きでも栽培されている家の近くの路傍で帰化しているのをみかけることがある。
私も一年だけモンカタバミの、「ヨツバノクロバー」という商品名のものを育てたことがあるがあまり見栄えしなかった。
阪急塚口駅駅の南改札口の東側にあるKOBANの掲示板
正規の警察官が詰めているのを見たことがなかった。
OBのボランティアみたいな人が緑色の制服を着て、建物の前に立っているのを見かけることがあるが、そういえばその姿も最近は見かけない。
- 交番のたちまち済みし畳替 中 火臣
- 秋出水交番所妻が独り守る 石川桂郎
- 打水をしてあり交番巡回中 松沢満里子
- 腰かけ憩ふ交番うらの鞦韆に 中村草田男
- 巣燕や交番只今巡回中 福川悠子
- 交番も糸瓜を垂れて子規忌来る 山内鏡二
- 交番でばらの接木をしてゐるよ 川端豊子
- 夏足袋や交番柳青く垂れ 中村汀女
- 交番のあやめを活けてやつてゐる 加倉井秋を
- 秋の夜や交番の人動かざる 横光利一
- 交番の踏石にとまる蝶々哉 内田百間
のどかな交番を扱った句が多い。