大覚寺の本堂裏で初めてみる柑橘類を「発見」。

 

 

先端が指先のように分かれている「仏手柑(ぶっしゅかん)」。「手仏手柑(てぶしゅかん)」とも呼ばれ、鮮やかな黄色い皮はゴツゴツとして、柑橘の仲間なのに果肉がほとんどないというユニークな果物です。

仏手柑は主に観賞用として栽培されることが多く、お正月飾りやお茶席の生け花などにも使われています。食べる場合は、皮をマーマレードに利用したり、砂糖漬けにするのが一般的です。

原産地はインド北東部で、「シトロン」の変種だと考えられています。仏様の手のように見えることからこの名前になったそうで、英名は「フィンガード・シトロン(fingered citron)」といいます。またシトロンは実が割れておらず丸いことから、別名「丸仏手柑」とも呼ばれます。

日本へは室町時代~江戸時代に伝わりました。当時いくつかの書物に登場していますが、江戸時代に書かれた「大和本草」(1709年)には「近年渡来したもの」「果物とは言い難い」「香りがよい」などの特徴が記されています。また「大和本草批正」(1780年)では、仏手柑の項目に「テブシュカン」との記述があり、マルブシュカンのことを「枸櫞(くえん:シトロン)」と記しています。

以上(以下も)果物ナビから.

樹の傍には鬼瓦

余り市場には出回っていないよう。

お茶席などには利用されることもあるらしい。

大覚寺に、この季節に来るのは初めてではない。女性市長さんの姿にお目にかかる機会なので、何度も来ている。

昨年までは豆まきは自粛対象であったかも。私の方は開催の有無を確認しないまま

自粛していた。

最初の狂言の開始時刻を確認して、11時前に寺へ。

多くの人は12時からの豆まきに合わせて来られたよう。狂言開始時にはこれほどにも人はいなかった。

出し物は「節分厄払」

衣装が極めて庶民風。

狂言の物腰そろと成木責 赤松薫子
 
桶食ひし鬼の狂言螻蛄笑ふ 成瀬櫻桃子
 
鬼女の出に昼の月あり壬生狂言 山尾玉藻
 
壬生狂言をはる口上なかりけり 高橋克郎
 
壬生狂言うなづき合うて別れけり 岸 風三楼
 
ぶきっちよな霞ヶ関の狂言師 山本敏倖
 
薬根掘るむかし伯耆の狂言師 中村苑子
 
壬生狂言嘆きの肩をゆすりけり 成瀬櫻桃子
 
鬼女の出に昼の月あり壬生狂言 山尾玉藻
 
壬生狂言に笛が加はり眠くなる 菖蒲あや
 
壬生狂言淫らなことをちとしたり 細川加賀 『生身魂』
 
狂言や帷子に皺ふやしつつ 大木あまり 火球
 
狂言や扇ひとつを鋸として 大木あまり 火球
 
年の夜の狐にかへる狂言師 深谷雄大
 
狂言殺しは深川祭の夜 池田ちや子

からくり人形はみないまま、恵方巻2本駅に近い店で買って帰宅。

妻は足を引きずりながら「鬼は外」を家の内外でやっていた。

 おみくじ。 烏姿のからくり人形

こちらはみないまま。