やはり昨日の準決勝はハズレ予想を書く時間がありませんでした。

残念ながら今年でSS陥落の憂き目にあってしまった平原。

怪我や年齢の影響もあり、いつか赤パンを脱ぐときが来る。それは仕方ないですが、ただ来年からF1クソ7車立て似非競輪を平原が走らなければならないのが気の毒でなりません。毎年言ってますが早くF1を9車に戻すべきです。ほんと7車って誰得。

さらに準決勝で古性、佐藤慎、新山、新田、郡司、守澤と、SS戦士が次々に敗退。

このうち新田、郡司、守澤は平原と一緒にSS陥落が決定しました。

グランプリ出場権は、G1勝者の古性、山口拳、眞杉に加え、賞金上位の佐藤慎、松浦、清水、深谷、脇本まで確定。

決勝の結果次第で左右されるのが賞金9位の新山。決勝メンバーからすると2着賞金で逆転というケースはなく、眞杉、松浦、深谷、脇本のいずれかが優勝なら新山もSS残留。それ以外の決勝選手が優勝なら新山が陥落です。

先行一本で頑張る新山には来年も赤パンで頑張ってほしいところですが、ニューヒーロー誕生も面白いかもしれません。

太田海はスター性抜群。実力も話題性も申し分なし。ただし競技中心なのが珠に傷。

簗田は平原を敗退させた戦犯ですが、競輪を体現するスタイルで元々大好きな選手。万が一の間違いで勝ってしまったら来年は全力で応援します。

北津留は昔からタイトル獲ってもおかしくない脚力があるし、南修も応援したい競走スタイル。松井は。。。あまり興味が沸かないかな。

三点車券の方は、今年の夏から一気に崩れて半年近くヒット無し。もう何十レース連続でノー和了でしょうか。いっそこのまま年末まで完封を続けて、生涯最低回収率記録でも打ち立てようかと開き直ってます。

3R

周回 ⑨①⑤ ②④ ⑧③⑥ ⑦

今開催は何故か勝てない⑨犬伏。小倉バンクと相性が悪いわけでもないし、何か歯車が噛み合わないのか。

従来はこのメンバー相手なら無双のはずだが、評価が難しいところ。⑨犬伏が負ける展開としてはこの2ケースだが

（１）逃げる⑧黒沢を叩いて出るタイミングを間違えて不発

（２）赤板突っ張りからペース間違えてズブズブ

普通に前受けから引いて最終ホームカマシが決まる可能性の方がはるかに高そう。踏み出しで①橋本強が離れても独走で押し切る。

1-9-5, 9-4-23

➜ 9-1-7　3連単6,170円 (ToT)

⑨犬伏が赤板突っ張りなら①橋本強が差してのライン決着とみていたが、3番手⑤渡部哲が2センターでインを空けたのが失着。⑦岡村潤に割り込まれたせいで①橋本強も差せず。

4R

周回 ④⑨② ①⑤ ⑦③ ⑧⑥

3車の栃茨ラインが本線。ウマ無し南関は4分戦での番手斬り込みは難しいし、外枠の北日本はやれることがない。⑦谷口が主導権を取りに行くも、④吉田有が前受けから突っ張る。

無風の⑨雨谷が恵まれアタマ。②神山拓がしっかり内を締めていれば別線が連に食い込むのは難しいが、捲る⑦谷口を⑨雨谷が止めに振ったとき③村上博が中を割る可能性が少々。

9-24-24, 9-3-2

➜ 9-4-1　3連単4,870円 (ToT)

3番手②神山拓に失着なかったが、単純に①小原太との差し脚の差。

5R

周回 ⑦③ ⑤⑧① ⑥ ②④⑨

徹底先行不在。関東は点数的に番手と3番手の並びが逆だが十分に闘える配置か。

初手は流動的だが、外枠の⑦菅田としては前受けしか選択肢は無さそう。赤板で②松本貴が上がれば⑦菅田は中団まで下げて粘る。

ここで⑤佐々木悠が叩きにでるかどうか。関東2車を連れているだけに遅くとも最終ホームで仕掛けるだろう。

そのタイミングでは②松本貴も突っ張るしかない。両者の出脚勝負は互角。並走が長引けば⑦菅田の捲り一発から③和田圭の差し。⑦菅田が不発でも③和田圭ならコースを探して突き抜ける。

3-7-48, 3-4-9

➜ 8-1-5　3連単4,100円 (ToT)

初手の並び予想は違ったが、最終ホームで⑤佐々木悠が②松本貴を叩いていく展開は同じ。しかし、両者の踏み合いはあっさり決着で北日本に出番なし。①武藤の粘りが見事。

6R

周回 ①⑨⑦ ⑤② ③ ⑧④⑥

①中野慎と⑧橋本壮の実質二分戦。これはスタートで全て決まる。

北日本が前受けできれば、あとは①中野慎が赤板から⑧橋本壮を突っ張るだけでいい。他に攻めてくる自力がいないので、①中野慎は最終ホームまで流して悠々ラインで押し切れる。4番手で脚ためる⑤東口が直線でどこまで食い込めるかという決着。

もしスタートで②神田紘がS取れれば、北日本の完封展開は避けられるが、それでも最終ホームで①中野慎のカマシが決まるだろう。結果は同じかもしれない。

9-1-57, 9-5-1

➜ 5-2-4　3連単10,590円 (ToT)

またも①中野慎が背信競走。赤板で突っ張り損ない、叩かれたのちも直ちに引かず、失敗だらけ。この①中野慎の未熟さを評価しきれなかった。

7R

周回 ②⑨ ①⑧ ④③⑥ ⑤⑦

①山崎賢②森田④町田⑤寺崎。将来を期待されつつも、いまいち超一流になりきれない4人衆が激突する好カード。SS返り咲きの③清水もいるが影が薄く見える。

初手は①山崎賢がやる気見せないかぎり②森田が前受け。赤板で上がる⑤寺崎を②森田がまずは一度突っ張る。すると間髪入れず④町田が打鐘カマシ。②森田はこれを迎え入れて4番手。

そのまま8番手で構えるわけにいかない⑤寺崎が最終ホームで強引に仕掛けるが、④町田もカカリ良く出切れない。

このとき⑦稲川がどの位置で内に降りるかがポイント。4番手あたりで②森田と被れば、③清水の抜け出しが優位。⑦稲川が③清水⑥久保田あたりと絡めば②森田のひと捲り。いずれの場合でも最後まで脚ためた①山崎賢の突っ込みが連下候補。

3-1-6, 2-19-19

➜ 3-1-7　3連単26,160円 (ToT)

3着抜け。最初から②森田を消していれば三点で買えた車券だけに残念。

ただ、展開予想は大ハズレ。初手が変則で結果的に⑤寺崎のカマシ逃げとは。

9R

周回 ①⑦⑥ ④② ⑧③ ⑨⑤

決勝戦の行方が気になる①新山は自分のレースに集中できないか。いや、そんな性格ではなさそうで、愚直に目の前のレースに集中して臨むとみる。

1番車をもらった①新山は今回も前受け全ツッパでくるのは間違いない。ただし、準決勝では同じ戦法から北津留、北井、太田海の波状攻撃を受けて最後は太田海に叩かれている。今回の別線は準決勝より劣るが4分戦で構造は同じ。

①新山がまず⑨渡邉雄を退けると、続いて⑧松本秀が叩きに来る。これも突っ張りきるが最終ホームまでにけっこう脚を消耗するだろう。

そしてバック過ぎ。止められた⑧松本秀を足場に③伊藤颯が自力で捲る。④太田は4番手で最後まで脚ため捲り追い込み。直線ではいずれか2車と⑦佐々木雄との伸び比べか。

34-7-34, 4-7-2

➜ 3-1-5　3連単20,730円 (ToT)

赤板前で⑦佐々木雄が謎の落車。レースが始まる前にハズレ確定してしまった。

競輪祭　最終日　12R 決勝

残念ながらの5分戦だが、G1決勝だけに参戦。

6番車と9番車を除く全員が一周以上の距離を超高速で駆けることができる自力脚の持ち主。スピードバトル必至。

南関の並びは③深谷が前。④松井が番手まわりを志願したとのことだが、③深谷としても苦手な番手戦より先頭の方が勝機がある。

①脇本はD賞では構えて新山を捲れず、準決勝では逃げて③深谷にゴール前で交わされた。本調子ではなさそうだが、それでも本命には違いない。

逃げるとすれば③深谷か⑤太田海か。特にチャレンジャー⑤太田海は思い切り良く駆けても押し切る脚がある。

ケース1　③深谷と⑤太田海の叩き合い

初手で前を取るのは③深谷。①脇本と⑤太田海の並びは流動的だが、たとえ①脇本が中団でも、赤板までに後方の車が追い上げて①脇本は8番手まで退く。

①脇本は「赤板でいったんイン切り」という組み立てをしないので、打鐘まで誘導を残したまま一本棒が続く。

打鐘から⑤太田海が動いて最終ホームで③深谷と壮絶なモガキ合い。どちらが出切るにしても、短くなった隊列を①脇本がひと捲りで決める。

1-249-246789

ケース2　⑤太田海のすんなり先行

打鐘から最終ホームの勝負どころで、③深谷が突っ張らず⑤太田海を迎え入れての一本棒を作った場合。

この形では今の①脇本は不発になる。③深谷の中団捲りが決まっていい形だが、新山や眞杉をも凌駕する⑤太田海の先行力と車間を開けた②松浦の援護。この2車で押し切る可能性も十分。

3-24-245678

2-345-34578

ケース3　①脇本と③深谷の叩き合い

打鐘で⑤太田海が動かず、そのまま③深谷が先行体勢に入った場合。

8番手の①脇本は最終ホームでカマシ。③深谷とモガキ合いの末に出切るが、ここまで脚をためた⑤太田海が一気に襲いかかる。

ここ一番で①脇本を捲るほどのダッシュスピードなら②松浦さえ離れるかもしれない。

5-129-124789

考えやすいのは以上の三つのケースで、③深谷が逃げて④松井⑥簗田が恵まれる展開は意外と成りにくい。

鍵となるのは③深谷と⑤太田海の思惑。

まず⑤太田海。もちろん優勝は狙うが、G1優勝より金メダルを重視しているだけに、ここも大きな競走に徹して②松浦に優勝を譲ることも厭わない。②松浦が⑤太田海に獲らせる作戦を立てない限り、ケース3は無いだろう。

一方の③深谷が前回りを選んだのは、自分が勝つためであって④松井に獲らせるためではないはず。⑤太田海と真っ向踏み合うケース1より、少しでも勝つ可能性が残るケース2を選ぶだろう。

ケース2で③深谷が勝つには、逃げる⑤太田海の3番手で最終3コーナー過ぎまで動かず最後の追い込みに徹すること。

しかし、①脇本の仕掛けに合わせて早めに動いて動いてしまいそうで、そうなると②松浦に捌かれる。

準決勝では佐藤慎のイン突きを止めるため2着に徹した②松浦だが、今回の④松井はアウトしか行けないので問題なし。直線は縦に踏める。

②松浦が直線交わして⑤太田海の連下残り。このとき①脇本と③深谷は売り切れていて、脚が残っているのは④松井⑥簗田⑨南修と単騎⑦眞杉⑧北津留。

④松井は③深谷の番手から即座に切り替える器用さはないとみて消し。4コーナーでインを突ける⑥簗田の方が可能性はある。⑨南修はスピード戦について行けない。

3連単 2-5-6

3連単 2-5-7

3連単 2-5-8

➜ 7-4-2　3連単18,750円 (ToT)

⑦眞杉匠が二つめのタイトル強奪！！！

お見事！！

レース展開は③深谷の先行。これはまず初見で予感した展開でしたが、上の予想記事では完全否定。

今回の決勝メンバーの中で私が唯一興味のない選手である④松井の優勝を予想したくないという心理が働いたためだと思います。

しかし、やはり③深谷が④松井勝たせにいく大駆けは既定路線だったようで。それを分かっていた②松浦も自らS取って③深谷の前受け全ツッパを阻止。

しかし、せっかくの前受けも⑤太田海が赤板で突っ張らず引いてしまったので、結局③深谷がジャン先行。

①脇本も⑤太田海も行けず、④松井が番手捲りに出て、これは南関の思惑どおり決まってしまったかと思いきや、④松井の後ろに追い上げた⑦眞杉が直線で見事に交わしてくれた。

これで新山もSS残留。車券はハズレたけど個人的にはハッピーエンドでした。

それにしても⑦眞杉は凄い。オールスターは番手戦で勝ったが、今回は単騎とはいえ堂々の自力優勝。

外見やインタビューも本当にソフトな印象で、全然強そうに見えないのに。

来年は関東でただ一人のSSとなるが、平原はじめ援軍は多い。一年でも長くSSで活躍することを期待します。

7車不買運動 9車売上げ貢献　継続中

競輪愛好者の矜持にかけて、7車立てはいっさい買わず、その資金をすべて9車立てに投じることを誓います。

他の予想サイトへ

競輪祭 最終日 決勝

競輪祭　最終日　決勝