自分のことを30代専業主婦とは名乗れない。
仕事をしておらず、夫の扶養に入っているこの状態は、専業主婦で間違いないと思うが、専業主婦と言うのに心理的な抵抗がかなりある。
その理由は、仕事をしているときと全く家事レベルが変わっていないからである。
まず掃除と洗濯。
新婚時代、共働き故、時短のためにロボット掃除機と乾燥機付き洗濯機を買った。
掃除と洗濯はほとんどの工程を優秀な家電が担っているわけで、私はスイッチ押すくらいしかやることがない。手持ち無沙汰である。
もちろん水回りを磨いたりだとか窓のサッシの埃を取ったりだとか、私の手で綺麗にすべきところは山ほどあるのだが、全くやる気が起きない。夫は細かいところの汚れなんて見てないし、夫が気にしないならやるだけ無駄と思ってしまう。無駄なことはしたくない。
そして料理。
仕事をしていたときも平日の夜ご飯は私がつくっていたが、その頃とメニューのラインナップ、クオリティが全く変わらない。
手間暇かけた料理を夫の帰宅までに作る時間はたっぷりあるが、それをする気が全く起きない。夫の帰宅10分前からキッチンに立って間に合うレベルの即席料理しか相変わらずしていない。
部屋を綺麗に整えて、 凝った料理を食卓に並べるという自分の描く子無し専業主婦像と、 現実があまりに乖離していて、自己嫌悪感が募る。
自分は専業主婦には向かないと、仕事を辞めて自覚したので、早く再就職したい。