気のあった友達3人と車で長野へ行くことになった。この3人と行くのは2年ぶりである。この話は、その途中に車の中で話したことである。長い間、運転したので「少し休んでいこう」と運転していた、たまちゃんが言った。
ほかの3人も「疲れてきた、疲れたぜベイビー、やっぱ親分、このへんでいっぷくしゃそうぜ!」と心で思っていてもなかなか言い出すことができないでいたのでほっとしたのだが、ジャジャジャーン、どこで休憩するかということになりました。 休憩したいけどすぐにできないという、まぁーよくあることになったの。
私は以前このあたりで「まむしご飯」と言うのがあると聞いたことを思い出した。
それでもって、そのことを話すと、まむしを、どう料理するのかなどいろいろな質問が車中にとびかったのね。
まずヘビは、うなぎと違って、こわいじゃん、そう、それにー、どくあるじゃん!キモイーとヤフー好きの、やふこがいいました。
ほんとに食べれるのーとたまちゃんもいってます。
うなぎと違って、うろこもあるしーというので、わたしが、魚だってあるじゃん!というと「なるほど、シャチホコ、ツチノコ、へんなこね」と妙に感心していました。
それでわたしは、料理番組の解説者のように、まず、なべによくかした米と水を入れたあと醤油を適量入れふたをする、ふたの真ん中に親指ほどの丸い穴が開いていて、温かくなるまで待つ、温度は人肌ていどらしい。
そこへ生きている「まむし」ではなく「しまへび」を、一匹かごの中から取り出し、このとき頭のすぐしたのところ、つまり首のところを人差し指と親指できゅっととらえると、「いや!やめてー」とへびの、体の全体の力が抜けるらしい、恍惚にはいって、だらりとしたところをみはからって左手にもちかえて右手で包丁を取り「へび」の、首のまわりをすっとまわして皮を切る。
そしていま切ったところを今度は十字に立て向きにちょいと切る、こうすると皮をむきやすくなるらしい。
先ほど切ったところをつまんで一気に下へ引っ張って皮をむくと「へび」さんは、スリーウエイを無理やり脱がされたオンナの子ちゃんように「いや、いや」とくねくね身を曲げるので鍋のふたを取り「ぽいっ」と、中へ入れふたをするのです。
そして、また火をつけ鍋のふたの穴を板でふさぐように置く。
鍋の中の「へび」は、最初は、ちょうどいい湯加減だと皮をむかれたことも忘れ、眠たくなってくるのだが、だんだんと熱さがますとじっとしていられなくなり暴れだす、鍋の中は湯気が立って真っ暗で何も見えない。熱くて死ぬかもしれないと思った頃には意識がもうろうとしてくる、暴れる音がしなくなったらふたに置いた板を取り湯気が吹き出る穴のところにはしを開けて待つ。
という説明に、わたし以下、約2名は、「ほほおー!」という顔をして聞いているのです。
もうだめかと思った中の「へびちゃん」は真っ暗の中上から光がさしてくるのを感じ助かりたい一身で上の穴を目指し穴からひょいと顔を出したところを、はしできゅっとはさみそのままゆであがるまで待つ、ゆであがったら、はしは、そのままにしといて頭をつまんで上にあげると白くなった身だけが骨と分かれてぽろぽろと下に落ちるというわけ、これをご飯とかき混ぜれば、「まむしご飯」のできあがり。
ここまで話すとみんな「うっそー」と声をそろえていうのであった。
私は心の中で「うそじゃない」と思うと同時に、二十一歳の若さと人の勧めで宗教をやっていたので「ナマンダブツ!」と言葉に出して言ってしまった。沈黙のあとに「はらわたはどうなるの?」と、たまちゃんが言ったので、そこまでは聞いていなかったので、この話は、UFO、からおりてきた、地球外生命体に聞いたのじゃなくヒトから聞いたので、ひょっとすると、嘘かも知れないとつけくわえた。
ここまで聞くと嘘か誠か確かめたくなって、もし本当にあるのなら、看板が、でているはずだということになり、看板を探すことになったのである。車