あまりの復活劇に、世界中が震撼した。

2月16日に開催された、平昌オリンピック第8日目の、フィギュアスケート男子ショートプログラム。

右足首負傷から4ヶ月ぶりに復帰し、ぶっつけ本番がオリンピックとなった羽生結弦23歳。

普通ならば、復帰できただけで素晴らしいことである。
オリンピックに間に合っただけでも花マルなのである。


しかし、彼の目線の先は、王者としての完璧な自分の演技であった。

以前から、凄い自身であり、それを実現できるメンタルとフィジカルの強さを兼ね備えた、真の王者だと思ってはいたが、今回だけはそんなにオリンピックは甘くないと、期待とは裏腹に危惧をしていた。



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ところがどうだろう。

彼が踊り出した瞬間、世界中が固唾を飲んだ。
練習の様子では聞いていたが、本当に4回転を飛ぶ。


思わず、胸が熱くなり涙が零れた。



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彼の復活の為に、今日があったかのような素晴らしい、鳥肌が立つ演技であった。



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コーチは、「アメージング!…素晴らしい!見事だ!」「カムバック…戻って来たね!おかえり。」と彼を抱きしめた。



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羽生結弦の点数は111,68点で、彼自身が昨年9月記録した世界最高得点の112.72点に迫る歴代2位の点数である。

2位のハビエル・フェルナンデスの107.58点。
3位の宇野昌麿の104.17点。

明日、どんな結末を迎えるのだろうか?
注目したい!