焦がしちゃった? | 英語で株ってむずかしい?

焦がしちゃった?

敵対的買収の対抗策をもう一つだけ。

焦土作戦というもの。


Scorched Earth

スコーチド・アース


ナポレオンが戦争で使った有名な戦略。撤退する時にその場所を焼き払って、食糧など敵軍が後からきたときに役立つものをいっさい残さないようにする作戦のことだ。


経済用語では、企業買収されそうになった企業が収益性の高い事業や優良資産を売却してしまって、買収のメリットをなくしてしまうやり方をいう。


収益性の高い事業は

Profitable Unit (Business)

プロフィタブル・ユニット(ビジネス)


優良資産は

Valuable Asset

バリュアブル・アセット


Scorchは、山火事で木が焼け焦げるイメージ。身近なところではアイロンで服を焦がしたり、フライパンの裏を焦がしたりするようなことかな。


日本でも、貸したお金が焦げ付いちゃったなんて表現がある。英語でも日本語でも焦げるのはマイナス・イメージということだ。