私、40代半ばの独身なんですよ。
姉が昨年亡くなった時、ごく少人数の近親者だけで、姉の棺かつぎました。
姉とは、20年くらいあまり会ってなかったんだけど、うつ病とかで苦しんでたみたい。
生きてたときにはもちろん楽しいことだってあっただろうけど、かわいそうだったな。
姉、勉強ができなくて、進学がうまくいかなくて、母親から厳しく責められたことが
ずっといやな思い出になってるってことを、時々私に言っていた。
私が勉強できたから、私と比較されて辛かったっていうのもあったと思う。
姉の棺を担いだこと、姉の棺に花を入れたなどを、休日になるたびに思い出す。
私の心の中には、まだ、姉は生きている面もあるんですよ。
それでね、さらに考えて、自分が死んだとき
自分の棺を担いでくれる人いるかなあ、って思うんですよ。
まあ、いなかったらいなかったで、仕方ないんですけどね。
自業自得でしょうから。
そんなことよりも、いま、この瞬間に、自分が呼吸していること
自分がいま、ここにあることへの気付きに集中した方がいいんでしょうけどね。