型にはまった生き方、正しいとされている生き方に自分を合わせるのが苦しい。

 

組織の一員として周囲に貢献しないといけない、と言われるのがつらい。

 

成功とか努力とか社会貢献とかいう、これまで自分を鼓舞したはずの概念が、

反転すると、今度は自分を締め付けて、逃げ場がもうない、という気分になってくる。

 

夜中にうだうだと悩み始めると、もう死んだほうが楽じゃないか、という気もする。

 

そんな気分を抱えながら、大原扁理『年収90万円でハッピーライフ』ちくま文庫を読んだら、少しだけ癒された。