アジア時間は日によって、逆円キャリーが頻発、ロンドンで円高、米国時間は円キャリーが強かったり、逆円キャリーが強かったりで、FXはメチャクチャ難しい時期に入っています
ふと、気がついたいのですが、ドル円は2013年と2014年は妙な保ち合いを作りました
ちょっと線を引いてみたんですね
ドル円週足2007-2015年

2007年の1ドル124円から線を引きました
よく見るとレジスタンスラインではないんです
ドル円週足2012~2013年
ドル円が揉み合っている中心線を引くと、2007年からのラインが中央になる動きをしています
特に黒田バズーカ第一弾の2013年はd-e-fとg-h-fの交点に2007年からのラインを中心線に揉み合って、点f で上昇を始めています
ちなみに、2012年はa-b-cが三角形の腰折れみたいな動きですね
2012年2月に民主党が「金融緩和をする」と言っておきながら、支持率が低下したために腰折れしたのだと考えます
ドル円週足2014年~
2007年からの揉み合っている線と i-j-kのラインが点kで交差したところで上昇を始めました
なぜ、揉み合うかといえば、円安に振れるとドルベースの買い(円ベースの売り)が入り、円高に振れると円ベースの買い(ドルベースの売り)が入るからだと思われます
金曜日のロンドン時間での円高&日経平均落ちない状態を見ると分かるように、海外からの日本株投資が今の日経平均上昇を支えていると考えられます
恐らく今年も2007年からのラインを中心に揉み合いが続くとみています
ただし、一つ注意点があります
もしかすると、2014年12月の1ドル121円85銭で円安トレンドが終わったか、来年終わる可能性が高いと思われます
何故かというと、これはアメリカや日本の景気回復次第ではありますが、日本の景気回復が順調に進むと、円キャリーの戻しで日本株が買われる動きと、海外からの逆円キャリーでの投資が強くなり、円高&株高トレンドへ転換します
実際、2000年からの金融緩和では、2003~2005年に円高&株高トレンドへ転換しています
円安になるのは...
1. 日本の景気回復が遅れて、日銀が追加緩和する
2. アメリカの景気回復が進んで、利上げ&米国国債が売られる
このケースにならないと、ドル円は上昇しないといえます
そして、アメリカは今ドル高の影響が強く、景気回復が少し遅れて利上げに躊躇している感じをうけます
ドル建て日経平均でも、ちょっと気がついたことがあります
ドル建て日経平均
ドル建て日経平均を見ると、見事にアベノミクスが効いて、ドルベースに対して円ベースでの上昇っぷりが見事ですね
その前の金融緩和前は、ドル建て日経平均は日経平均/ドル円になってリンクしています
去年の9~10月に異変が起きています
円ベースでは上昇している日経平均ですが、ドルベースでは逆光して下落しています
これは、海外からの資金引き揚げ...安倍さんが恐れていた海外からの日本投資引き揚げとなっていて、ドルベースでは4月の安値を割ってしまいました
黒田さんはこれを見て、追加緩和を決断したのかもしれません
今までの金融政策を見ると、日銀の追加緩和やEUの緩和で、世界の株価上昇が保たれていると考えています
もし、アベノミクスが無かったら今、1ドル90円前後で、日経平均は13,000円程度の暗~い日本だったのかな?という悪寒がしますね


