「RBS銀行の最新レポート、今までドルがキャリートレードの対象になっていたが、これからはユーロと円の出番だと書く。ユーロは兎も角、今更キャリートレード云々を円に当たることは、宴も終わりかけているところの客呼び込み行為に相当。」
RBS銀行 = ロイヤルバンク・オブ・スコットランド
読んだときの直感では「なるほど」と思わせる文章でした
昨日、私が見たチャートであることに気がついた時、RBS銀行の言いたいことが分かった気がします
去年、テレ東のWBSで「米国系銀行は、投機筋の貸し出しよりも企業の貸し出しが上回った」とアナリストが話していて、アメリカの金融緩和が収束に向かっていることを伝えていました
ある株の長期チャート
ある株の長期チャートですが、どこの会社だと思いますか?
同じ会社のチャートです
貼り付けた図を比べると、同じ会社の株ですが、形がかなり違いますよね?
アメリカの市場を知っている人からすれば常識ですが、上は、シカゴの日産株でADRと呼ばれる市場での日産株(現物ではないみたいです)
下は日本市場で取引されている日産株
大きく異なるのは、シカゴADRではドルベース、日本市場はもちろん円ベースです
ドル円2009-2011年

ドル円は2009~2011年に101円から80円まで円高になっています
アメリカの金融緩和で、米国系銀行が貸し出したドルキャリーの投機マネーが、日本円になって日本株を買い付けたり、ADRで日産株を買っていた、ということになります
なぜ、これに気がついたかというと、私は日産株をちょっと持っていますが、欧米時間をくぐってくると、トヨタは落ちても日産は上昇している日が多いんです
そこでADRを見たら円高に振れているのに、日産はドルベースで上昇していました
そして、貼り付けた長期チャートを見たら、日本市場での円ベースでは未だにリーマン・ショック前の株価に戻っていませんが、日産、それとホンダは2011年にはリーマン・ショック前の株価に戻っています
外国の投資機関は、トヨタよりも日産やホンダの方が好きな株だということが分かりました
RBS銀行が言いたかったのは、今までの円安はドルキャリーで円高だった分の是正
そして、これからは2012年からのドルキャリーの戻しではなく、本当の円キャリーが始まった
つまり、この円安トレンドは、「ちょうど中間地点」だということになります
2011年10月の安値75.57から102円までの26円ということなら、円安トレンドの終点は128円あたりではないか?と思われます
金長期チャート
金は2011年にドル円が底打ちしてから、下落が続いています
今日はイラクのドンパチが原因なのか?国債と金が上昇して、株は売られています
が、長期的には金は売られ続けるとみています
もし、1トロイオンス(31.1g)が700ドルで、1ドル128円なら2881円
3000円割ったら、金を買い付けてみようと思います


