1ドルが1円?

何のことでしょうか?

日本円が最も円高だった時、1ドル=1円でした

正確には1圓と呼ばれていた時代ですが...

明治元年、日本が開国した時にアメリカとの取り決めで1ドルは1円でした

その時の1円は、今の価値だと1万円でした

つまり、146年で円で約1万倍のインフレになったわけですが、ドルは100倍程度です

太平洋戦争に負けた時、円の価値は100分の1になったので、アメリカと戦争しなければ、今も1ドル=1円だったかもしれないですね


私の知識では、各時代の1円は以下の価値でした

江戸時代初期の1円(1両) = 約10万円

江戸時代中期の1円(1両) = 約6万円

江戸時代後期の1円 = 約1万5千円

明治元年の1円=約1万円

明治後期=約5千円

昭和初期=約2千円

第二次大戦後=約20円

昭和40年ごろ=約10円

400年で10万倍のインフレです

落語に「千両みかん」というのがあります

冷蔵庫が無い江戸時代、真夏にみかんが食べたくて寝込んでしまった若旦那のために、たった一個のみかんに千両払う、という話です

江戸時代中期が舞台と言われているので、みかん1個6千万

というバカバカしい話です

そんなみかんは今30~100円程度...当時も冬に買えば10文(今の100円くらい)だったと思います

基本的にいつの時代もインフレだったわけですが、そう考えると、この20年物価が上がらない状態が続いたんですから、奇跡ですね

そのおかげでデフレになり、経済がガタガタとなり、強引な金融緩和へ追い込まれた日本です

この先、20年後ぐらいのとき、一体どの位のインフレになるでしょうね

私がよく言うのは「牛丼一杯は1000円になるだろう」という予想です

そのかわり、そこで働くバイトは時給2000円で、大学の初任給は50万程度になるだろうと思われます

それだけ、1円の価値も落ちると思います

現在、1千兆円を超えた借金を減らすには、円の価値を下げるしかありません

つまり、今まで一生懸命貯めた日本の貯金を実質的に目減りをさせて、借金の実体を減らすのが一番手っ取り早いと考えます

ジム・ロジャーズが言っていますが、日本を建て直すには、移民を受けるか、出生率を上げるか、生活水準を下げるか、の選択肢しかない、と言っています

私の予想では生活水準が下がるとみています

モノが高かったので、私はバブルの頃が嫌いでした

輸入品が安かった2010年ごろが一番良かったです

私が好きなチョコレートで、NOKAというオカシイ金額のチョコレートブランドがありましたが、円安のせいか去年撤退してしまいました

話しを戻すと、収入の伸びよりもインフレ率が先行すれば、生活レベルが下がるというわけです

老後の貯蓄が5千万あれば、今の貨幣価値なら安泰でしょう

しかし、20~30年後に5倍のインフレなら2億5千万ないと安心できないわけです

年金も怪しいですし...

今の日本人はデフレ病のために、お金の価値が固着しているので、これだけのお金があれば大丈夫、という間違った感覚が植え付けられています

インフレと経済成長のワナにはまらないようにしたいですね