ダウがここまでひらすら上昇を続けているのを見て、ブラックマンデー前とチャートが似ている、などどいう人がいます
本当かな?と思い、ダウの長期チャートを見てみました
ダウ月足(2000-)
ダウ月足の2000年からのチャートを見ると、2000年1月と2007年10月のレジスタンスラインが効いている感じです
Dの丸部分...去年ダウがレンジに相場になったのはB線の影響だと思われます
そして、2013年11月にB線とA線をブレイクしましたが、フォールトブレイクの状態です
さらに、上昇幅の四角を見れば、2000年から2007年までの上昇幅と2007年から今年1月までの上昇幅が酷似しています
このチャートを安直な目線で見れば、リーマンショックの再来だと見る人もいるでしょう
私の目線から見れば、これはクロス円の上昇が見込めると見れるチャートです
現状の対ドルでの動きを見ると、米国国債が買われるドル安のために円高へ振れていますが、円キャリーの動きは活発化していると見て取れます
それは、ドル円の下落速度よりも対ドルでの上昇が速いのと、ドル円と対ドルでの上昇が同時に起こっている現象が頻発しているからです
これが円キャリートレードの実体といえます
ブラックマンデー前後のダウを見てみましょう
ダウ月足(1985-1996)

このチャートを見て、すぐに思ったのは「むしろブラックマンデー後の動きに似ている」と思いました
AのレジスタンスラインとCのロスカット攻撃(ブラックマンデーとリーマンショック)を考えると、2014年の今ダウは、1992年の関係と似ていると思われます
この動きならば、急騰は収まっても、景気回復過程にあるアメリカの状況を考えると、米国株は堅調な推移をするといえます
そして、資金供給元の日本はまだまだ、追加緩和を検討できるほどマネタリーベースを増やす余裕があります
今は、リーマンショック後に欧米の金融緩和で利益を得たファンドは、Aのレジスタンスラインへ接近したので早く利益確定売りをしたくて仕方がなかったでしょう
それが去年5月からのレンジ相場を作ったと思います
が、11月に売り手が尽きたため、レジスタンスラインはブレイクされました
今は売りたい奴をあぶり出しの最中で、終盤~終わりだと思われます
ダウ日足
日足で見ると、移動平均線を見るのがバカバカしい位、A線とB線が意識されています
私の予測では、最短1ヶ月、長いと数年A線と戯れると思います
ただ、A線は上向きなので株価は上昇すると思います
ここ数日の動きを見ると、国債が買われる以上に株価が売られていると思われるので、あぶり出しが終わるまで、アメリカは日銀の追加緩和に待ったをかけているのかもしれません
もし、Cのサポートラインを割るロスカット攻撃があれば、米国株の押し目買いチャンスとみています
国債と株価指数を見ると、株式市場のショックが発生するのは、米国国債の金利が政策金利から乖離し過ぎた時に発生するのではないかと思います
サブプライム危機はなぜ起きたか?を私なりの理由を考えると、2000年以降に株価の上昇幅に限界が見えていて、新しい儲かりそうな債券は出来ないか?と...無理矢理サブプライムローンを混ぜた危険な債券を売りだしたことだと思います
この先、アメリカが利上げをして、新しい金融商品が生み出された時に次回の株価ショックが生まれる前兆になるのではないか?と考えています
よって、アメリカの政策金利が1%へ近づき、米国国債が4%を超えたあたりが、株式市場への資金供給の限界となり危なくなるかな?と思われます
