VMware導入時におけるNUMA対応サーバーのメモリー配置 | IAサーバーの仮想化メモ

VMware導入時におけるNUMA対応サーバーのメモリー配置

昨今のサーバーには非常に多くのDIMMスロットが搭載されており、搭載可能なDIMM数や容量が非常に増えています。

NUMA対応のサーバーにVMwareを導入する場合、適当にDIMMを搭載していいというわけではないので、注意が必要です。

以下のKBが参考になります。

VMware KB: Ensuring your hardware is functioning correctly

上記のKBに、以下のような文言が記載されています。

The main requirement is that a similar amount of memory is installed beside each processor. If the amount of memory installed beside each processor is not not similar, it is unbalanced and you might experience performance problems.

したがって、基本的なルールは、各CPUに直結するメモリーチャネルに均等に配置する、ということになります。
「均等に配置する」、というのは、「各CPUに直結するメモリーチャネルに搭載するDIMM枚数を同一にし、かつ合計容量を同一にする」、ということです。
不均一なメモリー配置にした場合、ESXiの導入に失敗したり、パフォーマンスが低下したりする場合があるようです。

<その他の参考情報>

VMware ESX requires that NUMA system memory be balanced - IBM BladeCenter and System x