※冒頭に但しておきますが、太田議員HPの記事は南京事件とは無関係のものです。
連想させる写真掲載を問題視して削除要請しましたので、その経緯と意見を以下に述べます。


南京事件を調べていて写真の検証が不十分なものが多く、不鮮明な写真ばかりなのでGoogleで画像検索をしていたら宮崎県議会議員の太田清海議員のページに辿り着きました。
http://www10.ocn.ne.jp/~seikai/kokoronosakebi/kokoronosakebi0029.htm

ここには「日本古来の伝統・武士道を考える」と題した記事が載っているますが、最下部に「●こんな戦争はしてはいけない●」とキャプションが付いたテーブル囲みの中に日本の軍帽をかぶった人物が日本刀の様なものを振りかぶり、白人男性と思しき目隠しされた人物を斬首しようとしている様な写真が掲載されています。

しかし、本文の武士道についての内容とは全く関係が無いばかりではなく、あたかも写真の人物が日本兵であるかの如き印象を与えるものです。亡くなった元日本兵の方が持っていた写真と書いてあるが撮られた場所や年月は不詳としてある。年月も場所も不明であれば写真が撮られた背景や写真の現場で何が起きたかは分からないということになります。

問題なのは、これを見た人がどういう印象を持つかということです。
多くの人は”日本兵が白人を斬首しようとしている”と思うのではないでしょうか。

元日本兵の方が持っていたとして、そこに写っているのが日本人だという証拠にはなりません。
日本兵の兵帽を被ったシナ人が行っているとも考えられますし、現にその様な捏造が多数あるのです。
場所も年月も不明では映画のワンシーンの可能性すら否定できません。

南京事件はその真偽や程度についても様々な議論があります。にも関わらず、一方的な印象操作と思われる様な内容を掲載したのは不見識と言わざるを得ません。

殊更、南京事件に関しては歴史認識が軽薄にも関わらず充分な裏付け取材もせず自虐史観に基づいた意見を是として描かれる例が後を絶ちません。


太田清海議員にこの件を質すために電話をしました。選挙事務所(自宅)はお留守でしたが電話に出た人が携帯電話の番号を教えて下さいました。本日17:51に携帯電話にかけ、御本人とお話することができました。

電話でのやり取りは以下の様な内容です。

「HPの件でお電話差し上げました。写真の人物は日本兵の様な印象を与えるが場所・年月不明です。日本人の残虐性を印象付けかねない出所不明な写真を掲載するのはいかがでしょうか。反戦の意思を示したいのだとしてもこの写真は必要ないのではないでしょうか。」

太田議員「あの写真は私も外そうと思っていました。」

「南京事件については東京裁判でも証拠能力の疑わしい証拠や証言で裁かれていますし、当時の判事数人も裁判自体の無効性を認めています。そもそも論争のあるものを既成事実を断定した様な印象を与えかねない写真を本文内容と違うにも関わらず載せるべきではないと思います。」

太田議員「それについては私は違う意見です。しかし、あの写真は残酷ですし、良くないと周りとも相談していました。」

「県会とは言え日本の政治家が虐日的な考えでは困ります。有権者を裏切っている事になりませんか。軍人の方々は日本の為に戦争で戦って来たのです。有権者の多くも御先祖に軍人の方がいらっしゃるでしょう。その人たちの気持ちをいたずらに傷つけることはおやめ下さい。その他多くの日本人の心を傷つけています。」

太田議員「仰ることは解りました。しかし、違う考えも持っていますので。ただ、写真については削除します。今鹿児島にいるので削除には1週間程掛かるかも知れません。」

「結構です。突然のお電話失礼しました。」

太田議員「ご指摘ありがとうございました。」




電話をかけるまでは歴史認識が浅い人物かと思いましたが、実際に話してみて太田議員が虐日史観、反日思想の持ち主であることがよく判りました。
つまり虐日的な内容の記載は確信犯であるということです。

彼が伝えたいとしている「武士道」に基づくならば、極東軍事裁判はどうなのでしょうか。
連合国側が一方的に寄ってたかってでっち上げて吊るし上げた弱いもの虐めでは無いのでしょうか。
事後立法は後出しジャンケンと等しく卑怯としか言い様が無く、証拠も体裁を整える為に捏造された出鱈目裁判であり、当事者である判事自ら裁判の無効性を認めています。

大東亜戦争に至った経緯ついての歴史認識は大丈夫でしょうか。
ABC包囲網を知っているのか。等いろいろと聞いてみたいものです。

興味がある方は、御自身で調べて見て下さい。様々な反日的あるいは虐日的な記事も多くありますが理論的な証明に乏しいのが現状です。後に発見された写真や日記などの物証もありますが、証拠能力は弱く論証も稚拙です。

虐日的な論者は反対論者との議論を嫌います。論破されるのを避ける為です。
このことを以って歴史そのものの真実性を判定するのは早計かも知れませんが、証拠に自信がなく理論に矛盾が多い事の証ではないでしょうか。



捏造された写真や無関係の写真を南京事件や日本兵の残虐性に関連付けて描かれた映画やドキュメント、漫画、小説が多数あります。それはシナ人だけではなく、日本人によるものも数多く存在します。

歴史考証が不十分なまま、依頼主の意向に沿って描かれることが原因ではないでしょうか。
言論や表現などの職業に携わる人も共同正犯です。

単に「間違った歴史観を持った無知」だと笑って済まされる問題ではありません。
家族を残して戦地に赴いて命がけで日本の為に戦った兵士やその家族の名誉を汚し、多くの日本人の心を傷つけるのです。相手に精神的損害を与えることは不法行為です。
賠償責任が伴う行為であると認識して頂きたいと思います。

「南京 捏造」「国が燃える」でググっても結構出てきます。