裁量トレードでは、売買するときのタイミングをはかることが一番難しいと思いますが、投資戦略が明確であればあるほどタイミングをはかることが容易になります。
裁量トレードとは、投資家が自らの判断で金融取引を行うことです。チャートやニュースなどを見ながら、自分自身で今買うべきか売るべきか、もしくは手じまいをするべきかを考えながら取引をします。
しかし、そこに感情が入ってしまうと、どうしても最良のタイミングを逸してしまうことはよくあることです。
少しでも低いところで買いたいという気持ちが働いてしまうと、なかなか買うことができません。
同じように売るときに、少しでも利益を伸ばしたいという気持ちが働いてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまい、逆に狙っていた利益よりも少なくなってしまうことがあります。
そんな時は、『指値』機能を使ってみましょう。
指値機能を使うことで、感情を入れずに強制的に売買ができます。
また、楽天証券では『トレール注文』という機能がありますので、少しでも利益を確保したいという方は、一度、試してみられてはいかがでしょうか。
トレール注文とは 「トレール」とは“追いかける”という意味で、相場の値動きに応じて、決済の逆指値注文のレートがある一定の値幅で相場に追従していく注文方法です。 例えば、新規の買い建玉(ポジション)を持った場合、思惑どおりに相場が上昇すると、決済逆指値注文のレートが相場の上昇に追従して自動的に切り上がっていきます。
一日中、チャートに張り付いていることができないという方がほとんどだと思います。そういうときには、さまざまな機能を上手に活用してみましょう。
また、数は少ないですが、各々の移動平均線がクロス(交差)した場合、アラートを発してくれる機能を持ったチャートもありますので、そういったものを上手に活用してみてください。
投資家 K.