銘柄選択は、日経225、JPX400の中から、中・大型で出来高の多い銘柄を選んでいきましょう。

 

銘柄を選び終わったら、その会社の概要についても調べてみましょう。

 

・会社の事業内容

・利益の額やその内容、今後の利益予想

・会社の安全性

・過去の株価の動き

・株式分割や配当の情報など

 

四季報(ネットでは株探など)で簡単に調べられます。

ただし、売買する期間は短期ですので、サラッと確認するだけで大丈夫です。

 

今回、ご紹介する手法は短期のトレード(1日~1週間以内)に限っていますので、会社の内容は細かく調べる必要はありません。

 

気をつけて欲しいことは、決算発表が近いものだけはできるだけ避けるようにしてください。※発表前には大きく上下する場合があります。

 

現在、私が手掛けている銘柄ですが、

 

・シャープ

・北陸電力

・群馬銀行

・日産自動車

・三菱自動車

・楽天グループ

・ニコン

・パナソニック など

 

※北陸電力と群馬銀行は日経225やJPX400には属しませんが、これまでの動きが個人的な観点から掴みやすいため、特別に採用しています。

 

今回は一昨日(2月6日)に決算発表したシャープについて説明していきたいと思います。

 

まずは、私が使っているチャートをご覧ください。

※松井証券のネットストック・ハイスピードを使用しています。

 

使うチャートは基本的にどんなものでも構いませんので、ご自分が使いやすいものをお使いください。機能がたくさんあっても、使いづらいものは避けた方が良いでしょう。

※分析ツールは移動平均線のみです。

 

下の画像は、一昨日(2月6日)、決算発表した翌日(昨日、7日)のシャープの1分足のチャート画像です。

 

 

★下の画像は、黄色○部分を拡大したもの

 

 

シャープの決算内容は非常に悪かったため、前場から大きく売られ(下げ)ました。

朝から大きく売られ、午後の少し落ち着いてきたところの画像です。

 

私は、ここで100株買いました。購入価格、860円

なぜ、ここで買ったのかを説明します。

 

移動平均線をよく見ていただきたいのですが、私が買おうと決めたその一つが、何本かの平均線が収斂(しゅうれん)して、その上にローソク足が飛び出たからというのが理由です。もう一つは、白の太線(VWAP)が下向きから横向きになったということです。

 

また、赤の移動平均線のが他の線よりも下になったことで、さらに確実性が高まりました。

 

※収斂(しゅうれん)とは、一つにまとまること、まとめること、集約すること

※移動平均線の見方は、別の機会に詳しく説明します。

VWAP(Volume Weighted Average Price)とは、売買高加重平均価格のことで、当日の取引所で成立した価格を価格ごとの売買高(出来高)で加重平均したものをいいます。

 

ここからは多少戻すだろうという確信があっての購入でした。

 

★画像3

 

その後、15分前後には★画像3のような動きになったので、水色の移動平均線の直前で売却しました。

 

結果、売却価格は870円 利益は10円×100株で1,000円でした。

わずか15分程度で1,000円の利益を得ることができました。

 

★画像4

 

その後は、少しだけ上がりましたが、画像4のように最後は460円近辺まで下げて引けました。決算内容が大きく影響している動きでした。

今日の利益は、欲張りすぎなかったのが功を奏しました。

 

明日、上がるかどうかは誰にもわかりませんので、できるだけ早いうちに手放しておくことで、気持ちも楽になれます。

 

本日も参戦したので、改めて本日の画像を使って説明したいと思います。

 

結果的には、本日も下げ相場になりました。

同じような場面で参戦したものの上りが小さく、さらに下げていったので移動平均線を確認しながら難平しました。難平したお陰で、引け際に上がって損せずに済んでますが、利益トントンですので、そのまま保有しています。

明日上がったら、決済したいと思います。

 

時間がありましたら、明日にでも解説したいと思いますので、お楽しみに!!

 

投資家 K.