妻はパート主婦ですが、6年くらい前から自分で社会保険料(厚生年金&協会けんぽ)を負担しています。


年金なんて当てにならないよね~もらえるかどうかもわからないし、なんて普通にありそうな会話がパート先の仲間同士でもあったらしく、最初は勤務時間を減らすと言っていましたが、絶対そんなことはないから、自分に都合のよい噂だけを信じないようにと、粘り強く説得して自分で負担してもらっています。

 

扶養については、それぞれの価値観なので何とも言えませんが、ウチは長く生きるためではなく、長く生きてしまったときのため、つまり長生きリスクに備えての社保料負担を選択しました。

そして、現在の所得状況は、

給与収入      1,264,560円

基礎控除           480,000円

配偶者控除        380,000円 ←昨年から夫(私)は使わずに妻が使うことにした。

社会保険料控除  204,188円

生命保険料控除    23,356円

給与収入のほかに株の利益として、譲渡益約84万円(基本、売買はしませんがTOBで仕方なく売却した金額)と配当金約33万円があり、所得税と住民税合わせて約24万円が証券口座から自動で差し引かれています(NISAは未開設です)。

 

確定申告で株の税金を取り戻すいろいろなパターンを試算してみました。


①譲渡益と配当金の両方を総合課税で確定申告すると、約15万円還付されますが、住民税(所得割)が約8万円増えてしまいます。【7万円のお得】

 

②譲渡益だけを申告すると、約10万円還付されますが、住民税(所得割)が約6万円増えます。【4万円のお得】

 

③配当金だけを申告すると、約7万円の還付で、住民税の追加負担がありません。【7万円のお得】


そして、株の利益を申告すると、合計所得が増えてしまいますが、妻の健康保険は「協会けんぽ」なので、保険料が高くなることはありません(市区町村の国民健康保険の場合は保険料負担が増えます!)。

①と③どちらも還付後の手取り額は同じ(実際は①のほうが1,500円くらいお得)ですが、今後の減税問題を見据えると所得割を増やしたくないので、今回は③の配当金約33万円だけを総合課税(申告分離課税では配当控除が適用されない)で申告してみようかと思います。

もし、私の計算が間違って追加の住民税が発生したとしてもパート先の給与から天引きにならないように(担当者の手間にならないように)自分で納付を選択しておきます。

 



今年からは住民税のことも考えて申告する必要があるので面倒です。

 

税務署に聞いても所得税のことしかわからないし、市役所に聞いても住民税のことしか教えてくれません。

 

今回のやり方も正直、正しいのかどうかわかりません。

ヒントになるような表を発見しました。電球

 

 

こんな表を見ても何のこっちゃチンプンカンプン状態ですね。

 

早い話が所得の少ない人は、申告するとお得(住民税分が余分に取られるけど所得税での戻りが多くなるイメージ)ですが、所得の多い人は下手に申告すると大損するという恐ろしい事実がこの表から読み取れます。

 

さて、自分の分はどうしようか・・・もう少し考えてみます。