130万円の壁がまたまた話題になっています。
この問題、悩んでいる間に月日が経過し、年金をもらう年齢になってしまいそうです。
年金の試算も税金と同じくらい複雑で一筋縄ではではいきません。
将来もらえる年金額は年金定期便でわかりますが、遺族年金まではわかりません。
一般的に考えると、なけなしのパート収入から毎月保険料を引かれるので損です。
でも、はたしてそうでしょうか?
払った分の厚生年金保険料は、将来受け取る年金に上乗せされますし、保険料は半分を会社が負担してくれます。
極端な話、65歳で逝くなら扶養のまま保険料を負担しないほうがいいし、100歳まで元気で生きるなら扶養を外れ、自分で保険料を負担したほうがよいことくらい誰でも想像できます。
さて、どちらがお得か(損得の表現は適切ではありませんが)・・・私が考えた結論だけ書きます。
・夫婦二人で仲良く長生きするつもりであれば、妻も社会保険料を負担したほうが得です。
それに、株でガッツリ利益を出しても誰にも気兼ねすることがありません。
・夫が早く(70歳前とかに)あの世へ逝き、妻が長生きすることを目論むのであれば、社会保険料は負担しない、つまり扶養でいたほうが得です。
理由は、夫が先に逝ったときにもらえる遺族年金は、非課税になるからです。
そのカラクリはこうです。
夫が亡くなった場合、一般的には夫の年金のほうが高いので、夫の年金額の約6割に相当する金額を妻の本来の年金と夫の遺族年金で受け取ることになります。
妻の年金は課税、夫の遺族年金は非課税です。
妻の本来受け取る年金額が少ない方が手取り額が多くなります。
(妻の本来の年金多いときは遺族年金少なくなり、妻の本来の年金少ないときは遺族年金多くなる)
簡単な算数の問題ですが、ここまで気がつく人はまずいません。
こんなことまで考えて人生を送るのは虚しいと言えなくもないですが、このような細かいお金の問題こそが100年時代を生きる、ひいては長生きリスクに備えるということだと思います。
タマホームの優待
マツケンサンバのクオカードが届きました。
ヒットした20年くらい前と容姿が全然変わらない。
世界中の株価がぶっ飛んでる
英国株のチャート
首相の支持率10%台の国の株価でさえこうですよ。
いったいどうなっているんだか・・・。