こんにちは、下山です。



来月7月に参議院選挙が行われます。



株式相場の選挙関係のアノマリーに

「選挙は買い」

「解散は買い」

という言葉がありますが、

これは、文字通り

国政選挙が行われるタイミングでは

株価が上がりやすいという意味です。



「解散は買い」とは、

衆議院が任期の途中で解散し

総選挙が実施される場合、

株式相場は上がるという

アノマリーですが、

過去のデータを分析しても

衆議院の解散総選挙のあるタイミングは

株式は上がる傾向にあり、

このアノマリーは正しいように感じます。



去年の10月に衆議院の

解散総選挙が行われ

現在の岸田政権が

誕生しましたが、

来月行われる国政選挙は

衆議院の解散総選挙ではなく

参議院の通常選挙です。



今回の参議院選挙においても

衆議院の解散総選挙と

同じような現象が

起こるのでしょうか?



今回のメルマガでは

国政選挙と株式市場の関係性を整理し

来月の参議院選が株価上昇の

きっかけとなるのか

という点について

考えてみたいと思います。



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国政選挙とは?

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一般的に国民が参加する選挙には、

市町村レベルの議員選挙から

国会議員の選挙まで

数多くの種類に分けることができます。



国政選挙とは国会議員を

選出する選挙のことをいい、

日本においては

『衆議院議員総選挙』と

『参議院議員通常選挙』

の総称です。



学生時代の社会科の復習となりますが

衆議院は議員定数465人で

任期の途中でも

解散し選挙をする場合がありますが、

解散がない場合は

4年間の任期となっています。



また、解散のあるなしにかかわらず

衆議院議員は

一斉に入れ替えが行われるため

「総選挙」と呼ばれます。



参議院は議員定数242で

6年間の任期の途中で

解散をされることはありませんが、

3年ごとに半数を改正します。



この選挙は

「通常選挙」と呼ばれ、

7月に行われる予定の選挙は

この参議院通常選挙です。



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国政選挙と株式市場

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国政選挙と株式市場には

どのような関係があるのでしょうか?



基本的に国政選挙で

国会議員の所属する政党、

とりわけ、与党となる政党の

マニュフェストは、

その国の経済状況を

左右する重要な要素となります。



その点、与党となる政党に

変化がありそうな場合などは、

株式市場にも大きな影響が出るということは

想像に難くないと言えます。



選挙の予想結果や

世論調査など、

選挙前から株式市場は

一喜一憂しやすく

なるといえるでしょう。



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7月の参議院選挙と日本株市場

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最後に今回の参議院通常選挙が

株式市場に与える影響について

考察してみたいと思います。



今回の国政選挙は

衆議院の解散総選挙ではなく

参議院の通常選挙であるため、

国政に与える影響力は

衆議院総選挙ほど大きくないと

考えられます。



そのため

日本株市場に与える影響についても、

昨年10月の衆議院の解散総選挙よりは

小さなものとなるでしょう。



今回の参院選で

ポイントとなる点は、

与党である自民党が

この参院選を制することで、

衆議院を解散しない場合

2025年まで国政選挙はなく、

約3年にわたる長期の安定政権を

岸田政権が手に入れることができる

ということです。



その間、時間を味方にすることで

岸田政権が財政の再建に着手をしたり

市場に好影響与えるような政策を

実施するような事となれば

長期的には日本株市場にとっても

良い影響を与える可能性も考えられます。



しかし、それよりも足元で

日本株式市場に影響与えやすいのは

FRBの政策金利に関する動向と

インフレ率の上昇、

ここに来てさらに加速した

円安などの要素でしょう。



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まとめ

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今回は国政選挙と

株式市場の関係性について

解説しました。



来月の選挙は

あらかじめ予定されていた

参議院の通常選挙であるため、

昨年10月の衆議院解散総選挙のような影響は

株式市場には与えないと想定されますが、

自民党の予想議席数が伸び悩むなど、

選挙関係で大きく取り上げられるような

ニュースがあった際には、

株式市場にも影響を与えることが

考えられるため、

選挙関連のニュースには

引き続き注目しておきたいと思います。



ただし、実際に勝つために重要なのは

ニュースから予想できる株価の動きではなく、

予想が外れた場合でもきちんと対処ができるかです。



ニュースは参考程度で構いませんので、

みなさんは、それよりも

「どうやったら負けないか」を優先して

考えていただくといいでしょう。



それでは、本日も最後までご覧いただき、

ありがとうございました。



下山敬三




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