昨年は、EV・巣ごもり系IT銘柄が最もホットとなり、今はそれにプラスして再エネ・市況関連株という印象。
年間通して、元気のよいセクターかもしれませんが、皆がすでに注目しすぎている感じもする。
そこを敢えて、外しつつも、良好な業績が見込まれる美容・消費をまずは選択する。
中国や新興国では、景気回復が鮮明になれば、かならず美容関連の消費は伸びてくる。
そこで、美図Meitu(1357)とパーフェクトシェイプ(1830)をピックアップ。
両企業とも中国、香港では、ブランド的存在で競争力を有している。
どちらもストーリー性があって面白いと思うが、より割安感があって見直される可能性が高そうなのは「Meitu」かも。
こちらは、中国だけでなく、日本含め世界での認知度も高く、昨年からアプリMAU伸びが顕著、しかもプレミアム会員数が2020年中間期サブスクリプション成長率が200%越えと半端ない。
それでも、株価がさえないのは、コロナの影響もあって主力の広告収入が伸びなかったこと。とはいえ、こちらは一過性のものであり、3月決算で見直されるはず。
バランスシートも現金など流動資産が十分であり、粗利益の高いビジネスであることから、次年度からもキャッシュフローはかなり豊富に安定するはず。
新商品もコンスタントに出してくるし、結構イノベイティブな会社なので、注目されれば一気に3年前の株価水準まで大化け(3~5倍)する可能性を感じさせられる。
MAU3億人(海外4割占める)という秘めたポテンシャルを考えると、時価総額1000億円未満というのは割安。下げるリスクがほとんどないような底値近辺(1.62HKD)であり、動機づきそうなチャートも良く、リスクリワードの良い投資対象に思えてしまう。