「それって、誰トク?」目線で見ると見える景色が変わる(かも) | ■多忙な個人事業主・起業家様を事務面でサポート|オンライン/東京

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東京在住。事務歴25年目のパラレルキャリア。忙しい個人事業主や起業家の皆様の使える時間を増やすお手伝いを、事務面からさせていただきます。

「成果がすぐに出る」というのって飛び付きたくなる。
だけど、よくよく考えてみると、

その成果がいくら大きくても、

長続きしなければ、結局自分のためにはならない気がする。


派手な成果がすぐ出なくても長期で続けること。
成果が初期に出なくても諦めずに
自分のできることを続けて自分の種と土壌を育てること
派手に勝たなくてもいいから、負けないこと。
(そんなの、孫子の兵法でもあった記憶が?!)。

 

デザインフェスタで一目惚れして購入した

「コトコトことばさん」の味のあるポストカード。

 

 

 

すぐに成果を出したいのは、誰トク?
目線でみると。
短期スパンで成果が上がらないことを酷評したり。
学んで成果を得られないのは意味がない
と言うのって、実は

「売り手側のトク目線」

な気がする。


「自分の成果としてバンバンPR」
するネタを短期でいっぱい手にいれるために、
「学びばっかりで身に付いてない人って意味ないジプシー」
とか、
「何年学んで活動してもうだつ上がらないダメウーマン」
とか言う人って、自分が正しいという論調で書いてるけど。
5年、10年スパンでは、物事見てないんじゃないかしら。
  
だって、かのスティーブ・ジョブズだって、
すぐには成果の出ない、出るかわからない
「カリグラフィティ」の講義を
「興味ある」という理由だけで
単位取得もできないカリキュラムなのにこっそり潜入して受けて。
その後の、マッキントッシュの美しい書体で
他のPCとの圧倒的な差別化ポイントになり、
アップルブランドの圧倒的優位性に繋がったのは有名なお話だし。
  
「点と点とが、やがて線になる」
という名言も、
たくさんの、すぐには成果に繋がらない点を、
成果求めずに手広くやったから、
点という選択肢がたくさんできて、

やがては大きな成果という線につながったんじゃないかしら。
 
短期で結果をドカンと出すのって、
株式のデイトレーダーみたいな感じと似てる。
上がる下がるしか見てないとこが。
(つまり短期的に儲かる、儲からないだけ)
 
それよりは。
すぐに結果は出なくても

、四季報などで業績の推移を長いスパンで確認し。
財務体質が健全かをチェックした上で、
成長度合いなどを総合的に見て買うほうが
大きく負けることはないし、
自分なりに得る学びも多い気がする。
(その企業が本業で利益を出しているのか、
イエスだとしたら、

その前に設備投資や研究開発に費用を先行投入した結果か、

突発的なブームのせいかなど見ると、勉強になる)
 
要は、誰かの煽り気味な意見よりも、
「長い目で見て、自分が続けられて納得できて受け止められるか」
という自分なりの基準を持ち、

ぶれないことが、大事なんじゃないかなぁと思った次第。

 

これも、「コトコトことばさん」のポストカードのしびれる1枚。

 

カモられないためにもね(^w^)
  

私が好きなのは。
無農薬有機肥料を貫き続けて、10年近く
全然りんごが実らなかった、
周りにもそんな姿をばかにされ続けられつつも
諦めずに続けた10年目に実る、「奇跡のりんご」。
 
インスタントですぐ廃れるよりも、
時間はかかっても、本物。
 
すぐに成果を求めるよりも
たくさんの点を自分で経験して蓄積し、
オリジナルな糸という線に紡いで、

それを織り、

自分オリジナルの「布」を仕立てあげるように、
経験を紡いで織りなして、時間をかけて
誰もまねをできない成果をつくること。
    
徒然にそんなことを思う秋の夜長のヒトコマ。