2019/04/29 乗鞍岳に行きました 3人(S波、Mっち、やま)

前日に引き続き山に登ります。今日は乗鞍春山バスで乗鞍観光高原Cから位ヶ原山荘まで移動
位ヶ原山荘から乗鞍岳に登ります。前日はバスは運休していたのでしょうか。天気によります。
私達はラッキーでした。(当初の計画では三本滝レストハウスPまで自家用車で行き、そこから歩く予定)
ネットで調べ、メンバーと打ち合わせし余裕を持って登頂できてバスに間に合うコース設定をしました。

主目的は 1.ピークハント 2.午前中の景色の堪能 3.雪崩について確認

乗鞍観光センターバス乗車08:35→08:36鈴蘭橋08:37乗鞍高原 第7 (休暇村前) 駐車場08:41夜泣峠09:10冷泉小屋(休業中)バス着09:15位ヶ原山荘 登山開始09:28→11:00肩ノ小屋11:41→11:43剣ヶ峰口12:42朝日岳(乗鞍)12:49蚕玉岳12:52乗鞍岳頂上小屋12:57乗鞍岳13:04→13:07乗鞍岳頂上小屋13:13朝日岳(乗鞍)13:14→13:31肩ノ小屋14:27位ヶ原山荘14:30→1524最終バス乗車→1602乗鞍高原観光センター
乗鞍観光センター~位ヶ原山荘 往復バス代 2500円
乗鞍岳春山バス時刻表

位ヶ原山荘前に仮設トイレがありますが長蛇の列 乗鞍観光センターで事前にすましておきましょう

今回、メンバーの一人が体調を崩して肩の小屋の少し先から先に下山、ベテランなので心配はしてませんでしたが一応無線機(アマチュア無線)で交信しながらお互いの無事を確認し合いました。
無線機は山で便利ですね、免許不要で​デジタルトランシーバー5W​が持てますので持っておくべきだと思います。

1.全員で山頂は踏めませんでしたが霧の中のピークは獲得出来ました。ホワイトアウトになれば無事に最終バスに間に合うように帰れたのかどうだか。まあGPSと地図とコンパスがあるので大丈夫だとは思いますが。遭難はすぐ近くに潜んでいることを忘れないようにして山に入らないといけませんね。

2.前々日のヤマテンでは午前中は天気は持ちそうだったのですが前日の天気予報では午前中から崩れる予報でした。景色が無かったのが残念です。まあ2日あれば1日は晴れで1日は曇りまたは雨 は覚悟して入らないといけませんね。今回のゴールデンウイークは後半が天気が比較的良かったようです、なかなか当たらないものですよね。

3.乗鞍の山頂まで、約7~8割は雪崩の少ない安全地帯
雪崩は斜度18度以上は全て危険地帯 できる事なら20度を超える斜度は避けたいが山に斜度20度以下の場所を探すのは難しい。稜線は斜度があっても雪崩ても起点となり左右に分かれるので比較的安全
雪崩学、お勧めの本は​​「決定版 雪崩学」​北海道雪崩事故防止研究会編 である
是非とも一読されたし。



0806 乗鞍高原観光センターでバスの切符を買います 位ヶ原山荘までの往復で2500円


0806 0830発のバス乗り場は行列が出来てます
乗鞍岳春山バス時刻表




0928 位ヶ原山荘から歩き始めます


0954 早朝は晴れてたのですが雲が出てきました 橋を渡り夏道から山に入ります


0954 緩斜面を登ります 富士見岳も摩利支天は見えません


1002 右が富士見岳だろうか あの稜線の向こうには不消ヶ池があるはずだ。
今回は行けないが次回はミニスキーを持って来て滑ってみたい。


1024 左上が朝日岳と剣ヶ峰ですがガスの中です テンションは下がります
まあ風が無いだけまし


1045 この辺りは斜度は10~15度程度で雪崩の無い安全地帯である、


1052 雪崩無いが・・・この広い雪原でホワイトアウトになると道迷いすぐになりそうです。
コンパスと地図、GPSは必需品ですね


1147 肩の小屋で早い昼食をすませて朝日岳を目指して稜線を登ります
小屋の向こうが摩利支天岳 山頂付近は見えません。

朝日岳手前はけっこうな急斜面です 斜度25~30度はありそうです


1147 朝日岳山頂はガスの中 ガスの夏道を歩いたのは36年前で記憶にない。初めて歩くルートです。
出来るだけ稜線を歩くようにした。



1228 朝日岳山頂 リミット時間は1230時だったが少し延長し山頂まで行く事にした
ここから直線で300~350mほど 急ぎます。



1257 山頂はガスの中 景色はまったくありませんでした
1人メンバーが欠けているので写真を撮ったら下山 無線で行動を確認しあいながら移動します。


1257 この建物、35年ほど前に高校生と自転車を担いで登頂した時と同じものだろうか??


気になって古いアルバムを探してみた。
1983年7月31日 昭和58年 36年前だろうか・・・自転車を担いで乗鞍岳に登った。若かった。
建物は多少補修したかな、ほぼ同様の形ですね。人は大幅に加齢し老いてますが。
今のカーボンロードよりスマートなランドナー、また欲しくなりました。クロモリがよか~

この頃の旅日記が出てきた、20日間とか30日間、自転車で野宿やテント泊をしながら走り回っていたようだ。23日間で4回しか風呂に入ってなかったり・・・。風呂で思い出したのは下宿で何日間風呂を我慢出来るかやってみた、布団が汚れると困るので寝袋で実験。あの頃の私の限界は30日だった。限界はお尻の発疹が原因、かゆくてかゆくて・・・皮膚科に行きました。医者に「ちゃんと風呂に入りなさい」と言われました。

ついでに上高地の写真
路面の両端が傾いて(排水路)砂利の浮いた路面、自転車のタイヤが滑りそうな恐ろしい釜トンネルを抜けた所は天国だった。


上高地、明神橋から明神 今は自転車乗り入れ出来るのだろうか あまり見かけない。
この時いっしょに自転車で何日か走った高校生も50代になっている。元気だろうか、会いたくなった。





下りはホワイトアウトになりかけでした


1319 人が立っていなければ白一色です ホワイトアウトはこうして雪の中で起こる。



1349 ガスが濃くなったり薄くなったり、天候はどうなるのか気になる。


1350 冬季閉鎖のトイレ この辺りに乗鞍エコーラインの道がある


1350 地図が無ければ何処に向かっているのか解らない。



1350 手を振るメンバーM 景色が無いのでテンション↓


1403 赤が映える


1403 振り返って剣ヶ峰と朝日岳のすそ野


1406 あとから写真を見てもどちら方面に向かってシャッターを切ったか解らない


1406 雪の状況によってはピッケルを出すべき斜面が先にある、悩んだら使え だが雪の状況がやわらかくグズグズなのでストックで下る。


1407 ここを下れば登山口


1408 急斜面を下るM氏 ピッケルを持って滑落停止の練習をすれば良かったかなと・・・


1410 ここからちょっと急斜面 アイスバーンならピッケルが必用ですが今はグズグス雪


1410 もう白黒は飽きました


1411 この辺りはアイゼンはすぐに団子になる状況でした、後ろからメンバーが落ちてきたのでアイゼンを避けました。まあそのまま滑って下まで行ってもスピードはさほど出ないし下で止まります。



1418 この万歳は何なのか 無事下山、お手上げ、救助要請???


1424 無事登山口まで下りてきました 先に橋があり渡って少し歩けば位ヶ原山荘です
メンバーの一人が待ってますのでちょっと急ぎました


1444 天候は下り坂気味、最終バスを待つ登山者。1本前の1324発には間に合わないかな、BCの人は乗って帰ったのかも。
相棒に山小屋バッチをお土産に2つ買いました。渡すと多分「私、行ってない」と言われそうですが。



1459 雨が降ってきたので位ヶ原山荘に入りココアを頂きます。おやつ付き400円。
本来ならビールとおでん といきたい所ですが胃痛の為我慢 胃痛を我慢する方が楽だったかも。
1529発のバスまでまったりと待ちます、こんな時間もたまにはいいかも。
いつの間にか北日本食品はブルボンになってました。かなり前の話です。



今日も無事下山 合掌