2018/01/02-03 瓶ヶ森 台ヶ森ルート  避難小屋泊 3人(S波、Mっち、私)
満室の場合はツェルト泊

1/2 天候 松山 晴 気温L1  H10 湿度 平均65% 最小43% 平均風速 1.9m
1/3 天候 松山 晴一時薄曇 気温L2  H9.2 湿度 平均57% 最小43% 平均風速 2.5m


とり急ぎ ​ヤマップ

瓶ヶ森の新しい避難小屋、​11/25に出来具合を確認​したがまだ完成してなかった
冬には間に合ったとの情報を得て小屋に泊まりに行く事に。寺川からでは面白くないので東ノ川から

主目的は 1.避難小屋の確認 2.積雪量の確認 3.石鎚山のモルゲンロート、アーベンロートの撮影

1/2
0700自宅発→R11→S宅→川内IC→小松IC→R11→R142→R12→東之川→東之川2号(バス停P)→0910橋→1029新道分岐跡→1115新道分岐跡→1300台ヶ森コル→1355直登分岐→1359岩場を右に巻く→1427稜線岩場→1438索道跡→1452テント場→1459避難小屋→1656キムチ鍋→1830ナイトハイク→1912女山山頂→1939避難小屋→2000就寝
1/3
0908避難小屋→1005台ヶ森コル→1047新道分岐跡→1111新道分岐跡→1158登山口
R12→R142→R11→S宅→1500頃自宅

1.避難小屋 冬泊まるには土間が少し広いが3シーズンの避難小屋としては土間が広い方が雨の日などはいいかも、ただ1Fの天井が高く2Fの天井が少し低いので寝る向きを脚を低い側にする必要がある
まあ、コストを抑えるため規格材を使って1Fの天井が高くなったのかもしれない。避難小屋があるだけで有難いので私は贅沢は言いません。
扉はハンガー式(吊り下げ式)なので引き戸ではあるがよく考えられている、内戸はハンガー式で無くても良かったのだがこれはコストを抑えるため共通にしたのかも。
中にはこの小屋に対して文句を言う人がいるらしいが文句があるなら自分で建てるかテントに泊まればいい話だ。
厳しい世の中の血税を使って山に遊びに行って遭難しかける人を救うための小屋なので文句を言うなと言いたい。次回に行く時はロウソクや非常用品を荷揚げしておきたい。今回ローソク持って行くの忘れてました。

2.雪は少なく登山道のラッセルは殆ど無し、登山道を外れて直登した時に少しラッセルはあったが雪は浅く膝を使って雪を落としながら進むようなラッセルはなかった。まあ四国なので本格的な雪山求めるのが無理があるのかも。南岸低気圧通過直後に行ってみたいものです。
雪山を初めて間もないM氏にとってはこの直登はいい体験になったかも。雪山は一般登山道を外れて歩く事多々ありなので。雪が邪魔して進めなくなるのが解ったと思う

3.天候はガスが掛かっていて夕刻前から山頂で1時間くらい待てばアーベンロートが見れたかも、しかし私達は腹が減っていた、食欲に撮影欲は勝てなかったのだ。
翌朝はガスの中 天候悪いの解っていたので早朝も寝てました。モルゲンロートは次回に

登山口まで西之川から道が一段と細くなるが離合箇所はいくつかある、問題ない道である。
道は荒れつつあり落石が転がっているので慎重に運転しよう。
積雪がある場合は西之川から歩こう 登山口までは35分程度だ。

1/2









トイレの前の駐車場に車を停めて出発、まず橋を渡ります。猪用の柵を開けて。
左の鉄骨が橋、川沿いに歩く



最初は植林の中、急登を歩きます


右は荒れ地になってました


手入れされた植林は気持ちいいです


瓶ヶ森の稜線が見えてきました。
少しあるくと新道との分岐がありました。


手入れされた橋


新道分岐 中間地点くらいでしょうか



橋が落ちてましたが問題なく渡れます ロープも張ってくれていました



沢のトラバース 氷を避けて歩きます
登山道は所々凍ってます。スリップ注意


氷の斜面が出てきたのでアイゼン装着


霧氷ビッシリのようです


九十九折りで台ヶ森のコルを目指します。
目印は台ヶ森の尖ったピークです。
雪が多かったら登山道は解りません、そんな日は直登でもいいかも。


S氏がよく修復工事をしていた電話回線です。まだ使えるでしょうか?いや使えません。
複数個所で分断されているだろうとの事


台ヶ森のコルの標識 台ヶ森へはここから100mほどです。


石鎚山がくっきり見えます。アーベンロート 期待出来そうです。


霧氷はあるがガスが出てきました


稜線歩き


熊の足跡らしきものが混ざってました 丸い足跡


霧氷のトラバース






北斜面です
この先でストックをピッケルに持ち替えます
いやな沢のトラバースがあったので直登コースに変えます
(沢の氷の上に雪が乗った状態、崩れやすく滑りやすい)


索道用の高く張られた残地ワイヤーローブの手前辺りから直登コースを取ったが


雪の状態は比較的よかった


霧氷がパラパラと落ちて体に降りかかります




霧氷を堪能しながら登ります



岩の右を巻いていく


稜線が見えたのでそのまま直進




ここは右に






稜線の岩場は右に巻いた


笹原に出てきた
索道跡があった。小屋を建てたときのものだそうだ。



いい感じの木があります。石鎚山をバックに霧氷が付けば・・・


残念 石鎚山は雲の中 瓶ヶ森に来てもなかなか見れない石鎚山


笹原に出てきました







テント場


霧氷ビッシリのシラビソモミ
寒いので避難小屋に駆け込みました
扉は雪も氷もさほどなく持参したスコップも使う事なく難なく空きました 


1階は土間が広い、3シーズンの雨の日はいいかも。
冬の泊りの人は床面積を求めるかも。2回が寝室、天井は低いが15人くらいは十分泊まれる。
せちがらい世の中 贅沢は敵です。


土間で調理
鍋はキムチ鍋 ちょっと多めだったかな
白米から炊きます、いい感じに炊けて美味しかった。やはりα米より白米ですね。


やはり ろうそく がいいですね

時間もあるので夜景を見に行く事しました。
写真は取れませんでしたが登る途中の西条市の夜景は綺麗でした。
月も山頂付近にありましたがガスで見えません

石鎚スキー場の明かりでしょうか


夜景がガスで見えなくなりました。
慣れないTG-5で夜景モードで撮影


雪も降り始めました。
仕方なく記念撮影



山頂に着くころにはガスに囲まれました。
仕方なく山頂の祠を撮影

20時に就寝 
寝袋はイスカのPUFF630 -16℃ 十分すぎるくらい暖かかった。
テントシューズも履いた。
小屋のありがたみを感じた。

1/3






下山路は一般登山道を下る事に 沢のトラバース、危険ならロープを出すことにした。



笹原を抜けるとしばらく九十九折が続く




トラバースになり小さな沢をいくつか渡る

昨日、渡らなかった沢のトラバース
問題なさそうなのでロープも出さずに行きます
荷が重いだけに滑るとピッケルで停めるのは大変です

1/2には固い斜面と崩れる雪面だったが帰りには問題無く渡れた






昨日アイゼンを装着した場所



この辺りでアイゼンを外しました。



右が新道 この道も廃道なのか 今回は真っ直ぐ進んで下山

杉やヒノキの葉が登山道に敷き詰められていて下山しやすい登山道です(足へのショックが小さい)


新道との分岐 この写真の通り直進すれば新道、左に行けば旧道 今回は左
今回の登山道は新道が崩落し旧道が復活したものだそうだ。S氏はよくこの辺りを歩きつくしたそうだ。
新道は大崩落で使われなくなった。もう廃道なのだろう。


ここは右が正解だが左に行ってしまいそうだ
西之川もこんな場所がありよく間違えた。



いつか行きたい山小屋の一つです なかなか営業している時が無いようです
また指が写ってしまった


装備20K
ロープ8*30m、ナス型環付カラビナ*4、O型ワイヤー*4、スリング240*2、180*1、150*2、60*1、タイブロック*1、O型環付*1、非常用品セット、ツェルト*1、スコップ*1、ピッケル、アイゼン10爪、
日帰り登山装備一式

今日も無事下山 合掌


交通費 450✖3人=1350円(高速料金 松山-小松 540円?)
夕食 キムチ鍋
豚肉 肱川清流 330g                      626円
ニラ                278円
白菜                138円
長ネギ               278円
ぶなしめじ             138円
豆腐 鍋八             105円
そば 1玉              81円
米 無洗米 2合          100円

朝食 力ラーメン
棒ラーメン             127円
餅 6個 S宅自家製          ***円
ワンタン              105円
ネギ

晩御飯の残り物
-----------------------------
                  1976円